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アメリカに滞在するためにはビザが必要です。滞在期間や滞在目的によって、ビザの種類と取得方法が異なります。ここではビザの種類と取得方法をご説明します。渡米を決めたら、まずビザ取得からはじめましょう。
ビザの種類
アメリカに渡るには、非移民ビザ（一時滞在のためのビザ）か、移民ビザ（永住のためのビザ）またはESTA(ビザ免除プログラム)、どれかを取得する必要があります。
非移民ビザとは
観光客、ビジネスマン、学生、特殊労働者などのためのビザです。一定期間アメリカに滞在し、その後アメリカにとどまらず出国する予定であることが条件で発行されます。下に非移民ビザの一部をご紹介します。
- 商用/観光ビザ (B-1)
- 学生ビザ (F-1)
- 就労ビザ (H-1B)
- 婚約者ビザ (K-1)
- 研修/インターンシップビザ (J-1)
移民ビザとは
アメリカに永住する予定のある方へのビザです。移民ビザは永住権(グリーンカード)とは異なります。移民ビザは日本で発行されます。アメリカに永住する方がアメリカに渡るためのビザです。一方、永住権（グリーンカード）はアメリカ国内でのみ発行されます。日本を含めアメリカ国外では発行されません。このビザを使用してアメリカへの入国が許可された時点で、渡航者は永住権の資格を得たことになります。
ESTA(ビザ免除プログラム)とは
短期観光または商用の目的で、90日以下の期間アメリカに旅行する渡航者は、飛行機に搭乗する前にオンラインでESTA渡航認証を受けなければいけません。頻繁にESTA利用で渡米を繰り返した場合、非移民ビザ（上記記載）の商用/観光ビザ (B-1)を正式に申請するよう警告をうけることがあります。
ビザの取得方法
ビザの取得方法は、ビザの種類によって異なります。オンラインですぐ済むものから、たくさんの書類を用意して移民局の面接を受ける必要のあるものまでさまざまです。
ここでは、ビザの取得方法をビザの種類別にご紹介します。
非移民ビザの取得方法
ビザ申請書をオンラインで作成
アメリカ大使館のウェブサイトから申請書を作成。サイトは日本語対応しています。ビザ申請料金を支払い、面接予約をする
ビザ申請料金はオンラインで支払います。面接予約も同様にアメリカ大使館のウェブサイトから行うことができます。アメリカ領事館、大使館にて面接を受ける
領事館または大使館に出向き、英語で面接を受けます。英語での面接は、英語のレベルチェックのためではないので、分からなければ聞き直しても大丈夫です。面接でビザ申請が受理されると、１週間後くらいにビザの貼られたパスポートが自宅に届きます。
参考記事 : 米国政府の公式ビザ情報サイト
移民ビザの取得方法
移民ビザは誰でも申請出来るわけではありません。申請する前にアメリカの移民局により許可された請願書を取得しなければなりません。請願書の取得には条件があります。詳しくは移民局のサイトより確認できます。
参考記事 : 米国政府の移民局ウェブサイト
ESTA(ビザ免除プログラム)の取得方法
オンラインで申請します。申請料金は14ドルです。クレジットカードまたはPayPalでの支払いが可能です。一度申請が許可されると、以後2年間有効です。有効期限内であれば何度でも渡米できます。
参考記事 : ESTA申請公式サイト
参考記事 : ESTAよくある質問
ビザ取得の注意点
アメリカのビザ取得は決して簡単ではありません。特に書類を作成する必要のある場合、わずかな不備も認められません。例えば私は永住権をアメリカ国内で弁護士を通して申請しましたが、書類を重ねる順序でさえ間違うことができないと言われました。
ビザ書類の不備により一度でも却下された場合、アメリカへの入国が拒否されることもあります。ビザ申請の専門家の翻訳家、弁護士などの協力を得ることも時には必要です。
まとめ
渡米のためのビザは30種類以上あります。渡米目的や個人の状況により、取得すべきビザの形は変わってきます。人によっては簡単ではないビザ取得ですが、アメリカに渡るにはとても重要なことです。また、情報は常にアップデートされています。
アメリカ政府の正式ホームページをチェックして、正確な情報をもとにビザの申請を行うことをお勧めします。