この記事ではシアトル都市部の病院についてまとめています。交通の便も良い地域なので車がなくても簡単に訪れることができます。緊急時はどんなことがあるかわかりません。自分のお住まいの地域から少し離れていたとしても心に留めておく価値はあると思います。

シアトルの病院事情

日本では調子が悪くなったらいきなり各科の病院に行くことが普通ですが、アメリカではあらかじめかかりつけ医を決めておき、体調が悪くなったらまずはそのお医者さんにみてもらうというシステムです。

健康で余裕があるうちに、自分の保険に加入している総合病院のかかりつけ医を決めておきましょう。

病院に行く前に用意するもの

基本的なことですが必ず身分証明書（パスポートなど）と保険証を持参しましょう。
SSN（社会保障番号）をお持ちの方は、それも聞かれるのであらかじめ番号を控えておくと便利です。

病院内の言語について

基本的に英語です。ただし様々な国の人が暮らしているここシアトルでは、無料の通訳サービスが用意されている可能性が高いです。
お医者さんと自分の間で通訳をしてくれるインタープリターさんはあらかじめ予約が必要なので、必要な方は事前に病院に尋ねておくことをお勧めします。

病院によっては予約不要でテレビチャットの通訳さんを使えることもあります。

シアトルの総合病院

VIRGINIA MASON MEDICAL CENTER

シアトル中央図書館から徒歩10分のところにある総合病院です。
日本人のお医者さんも在籍しているので、空きがあれば予約をすることをおすすめします。

Swedish Medical Center

シアトル大学の近くにあるキャピトルヒルエリアの総合病院です。病棟が科によって違うので地図にある住所についてもここじゃないみたい……となることも。行く前に自分の目的の病棟の位置を細かく調べるか、早めに行ってどこかの病棟のスタッフに道をたずねるのが良いでしょう。

The Polyclinic

ダウンタウンとシアトル大学の間にいくつか病棟がある病院です。
日本人のお医者さんが勤務しているので、受診を希望する場合はその旨を予約時に伝えましょう。

University of Washington Medical Center

ユニバーシティオブワシントンの敷地内にある総合病院です。全米およびワシントン州のベスト病院に多数の科目がランクインし続けている、医療レベルの高いと言われる病院です。

まとめ

シアトルの医療現場では言語サポートも医療サービスも充実している印象なので、日本から来たばかりの方でも安心することができると思います。

一番最初に病院に行った時には膨大な量の質問の回答をカルテに書く必要があるので、最初だけでもインタープリター（通訳）を頼んだほうがいいかもしれません。

ぜひ、余裕のある時にかかりつけの総合病院を見つけてくださいね。