アメリカ・サンフランシスコのコンセントはAタイプ! 変換プラグは必要なし
【アメリカ・サンフランシスコ在住者執筆】アメリカ・サンフランシスコ旅行中にいつも使っているiPhoneにPC、そしてヘアドライヤー、ヘアアイロン、シェーバーなどの電源に必要なコンセントのプラグや電圧を徹底解説!
世界中の国や地域の電圧は、残念ながら同じではありません。いつも使っているスマホやPC、ヘアドライヤーやヘアアイロン、シェーバーなどの電化製品を旅行中も快適に使うにはどうしたらいいか、変圧器は必要なのか、その方法をお伝えいたします。
アメリカ・サンフランシスコのプラグの形状と変換プラグ
アメリカのプラグの形状は日本のプラグと同じAタイプなので、日本で普段使っている電化製品のプラグをコンセントに差し込むことはできます。
プラグの形状は日本と同じAタイプ
アメリカは、3股のプラグがありコンセントの穴が3つあったり、片側が若干幅の広いプラグもあり、片側の幅が広くなっていたりもしますが、心配なく日本のプラグが差し込めますので、アメリカ旅行において、変換プラグは必要ありません!
アメリカの電圧と変換器
変換プラグは必要ないのですが、電圧となると若干注意が必要です。
アメリカの電圧は110~120V
アメリカの電圧は110V~120Vです(サンフランシスコは110V)。日本は100Vです。日本国内のみに向けて発売している電化製品などは、そのままコンセントに差し込んで使用すると故障の原因になりますので要注意です。
(アメリカの’一般の家では、220V~240Vの電圧も通っています。洗濯機や乾燥機など消費電力が高いものに使用するためなので、ここでは説明を省きます。)
変圧器が必要なものと必要ないもの
写真のように、対応の電圧が「全世界対応タイプ(100V~240V)」の場合は、そのままコンセントに差し込んで使うことが可能です。
日本の100Vのみ対応の電化製品は、差し込んで使用することはできますが故障の原因になりますので、お気に入りのものは変圧器を使用することをおすすめいたします。
iPhoneの充電
Apple社のiPhoneを始め、iPadなどは全世界対応タイプですので変圧器は必要ありません。
デジタルカメラの充電
基本的にはデジタルカメラの充電も全世界対応タイプだと思いますが、念のため、ご使用のデジタルカメラの対応電圧を確認することをおすすめいたします。
ヘアドライヤーとヘアアイロンの使用
日本で通常売られているものは、日本の電圧のみに対応の商品が多いです。
海外対応の商品は、電圧切り替えのボタンがついていたり、大きく240Vまで対応可能と謳っていたりするので、わかりやすいと思います。(写真は私が日本から持参した全世界対応のヘアドライヤーで毎日使っているので印字が薄れてしまっていますが、コインを使って回すタイプです。)
また日本のヘアドライヤーやヘアアイロンをアメリカで使用すると、風力がパワフルだったり、アイロンの温度が高温になったりします。
短時間であれば使用も可能ですが、爆発したり、故障したりする可能性が非常に高いので注意してくださいね。
変圧器を使用する前に消費電力を確認!
変圧器を使用する際、気をつけることは消費電力です。
ヘアドライヤーのようなモーター仕様の場合は、消費電力の3倍の変圧器、ヘアアイロンのような電熱器具の場合は、消費電力の2倍の変圧器が必要なようです。
主な電化製品 | 消費電力の目安 |
---|---|
ヘアドライヤー | 600W~1200W |
ヘアアイロン | 150W~240W |
ホットカーラー | 45W~70W |
電気シェーバー | 10W |
美顔器 | 5W~280W |
変圧器には最大消費電力があるので、使用したい電化製品の消費電力を見合った変圧器を持参するようにしましょう。
持ち運びに便利なコンパクトなタイプの変圧器だとヘアドライヤーなどの消費電力が高い電化製品が使えないこともあるので注意が必要です。
変圧器を忘れてしまったときは
ホテルに滞在の場合は、変圧器の貸し出しをしていることもありますので尋ねてみましょう。
- 変圧器を貸し出していますか? Do you have a voltage converter?(ドゥーユー ハヴ ア ヴォルテージ コンバーター?)
現地で調達してみよう
サンフランシスコで電化製品を買って使うのもおすすめです。その際、注意してほしいのは、やはり電圧です。アメリカで使えても日本に帰国した時に使えないこともあり得ますので気をつけてくださいね。
どちらの写真もアメリカで購入した電化製品ですが、左の電圧を見ると100V~240Vなので日本に帰国した時も使用可能です。右は120V対応なので、日本では使用できません。
ヘアドライヤーなどの電化製品購入可能なお店
Target(ターゲット) サンフランシスコに数店舗あり、家電だけでなく、いろいろな生活用品が売っています。
Walgreens(ウォルグリーンズ) 日本のドラッグストアに似ているドラッグストアです。ヘアドライヤーやヘアアイロンなども取り扱っています。
CVS Pharmacy(CVSファーマシー) こちらもドラッグストアです。
ターゲットは、ドラッグストアより比較的安く商品が購入できますが、店舗数はドラッグストアの方が多いので、滞在先や観光先に合わせて利用するといいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
アメリカ・サンフランシスコ旅行に持っていく持ち物の中に電化製品がある場合は、参考にしてみてください。スマホなどは全世界対応になってきているのでありがたいですね。
旅が大好きな私の経験ですが、日本対応100Vのヘアアイロンはアメリカで使えました。しかし、日本で使用するよりも高温で髪が短時間でくるくるになり、日本帰国後、数回使用したら壊れてしまいました。今は全世界で使用できる100V~240V対応のヘアアイロンを使用しています。アメリカでも日本でもどこでも使えるので便利です。