クイーンズタウンの旅行ガイド情報

クイーンズタウンの治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、スリなど事例と対策

ニュージーランドの他の都市に比べてクイーンズタウンの治安は良好です。特に、観光客として訪れる場所は日本と同じくらいの安全さです。

しかし、軽犯罪の数は多く、人通りの少ない場所の夜の一人歩きなど犯罪に巻き込まれる危険がある行動は避けた方が無難です。最近では、バックパッカーが盗難にあったり、ヒッチハイクで乗せてもらった運転手に暴行される、車上狙い盗、空き巣などが発生しています。冬のスキー・スノーボード客が多い時期(7~8月)、欧米のバックパッカーが多い時期(2~3月)は、中心部で若者の飲酒に関わる小さな事件があります。

治安以上に注意したいのは、車の運転、交通マナーです。基本的には、日本と同じ右側通行、市街地50キロ制限、郊外100キロ制限です。信号は少なく、右側優先のラウンドアバウト(ロータリー)、“Give Way(譲る:停止義務は無し)”、“One Lane Bridge(一車線橋:Give Way標識や信号で進入をコントロール)”や路側帯の黄色破線(駐停車禁止)が日本とは異なる点です。

ここ数年、海外からの観光客が運転するレンタカーやキャンパーバンが問題や事故を起こすことが多くなっています。これらのレンタカーが、ラウンドアバウト内で停止、反対方向に回る、無理な追い越し、極端に遅い、反対車線を運転する、一時停止無視などして、重大な事故が発生しています。クイーンズタウン周辺、クライストチャーチからマウントクック村経由のクイーンズタウンへの国道8号線と国道80号線、クイーンズタウンからテアナウ経由のミルフォードサウンドへの国道6号線と国道94号線を運転するときには細心の注意を払って下さい。

在ニュージーランド日本大使館が「安全の手引き」を作成しました。参考に見てみて下さい。
http://www.nz.emb-japan.go.jp/visiting_japan/anzen_info_j.html