プーケットに住んでみて、割にちゃんとしているなと思った病院。
ただし、クオリティーの高さに比例して、費用も高くなる海外、プーケットも同じです。
今回は総合病院をご紹介。文句なしのハイクオリティの【私立病院】と、庶民の味方でお財布にやさしい【公立病院】をそれぞれ２か所と、住んでいるとお世話になることが多くなるクリニックと薬局もご紹介します。

プーケットのクリニックと薬局

クリニック

住んでいると、労働許可書に免許の申請/更新にと、健康診断書が頻繁に求められ病院へ行く機会が多くなります。待ち時間もなく、簡単なチェックでももらえるクリニックは便利。夕方から営業している場合が多いのですが、総合病院でも診療をしているためだとか。何のための健康診断書かによって内容が違い、クリニックによっては検査に時間がかかることもあったり、対応は聞いてみないとわかりません。お近くのクリニックで出来ること、何科に強い先生なのかも調べておくと安心にもなりますね。小さなクリニックで、腕の確かな先生と巡り合えればラッキーです。

薬局

薬局には薬剤師がいるのは同じですが、日本と比べてタイでは、医師の処方箋なしでも薬局で処方して出してくれる薬が多く、病院でなく薬局に頼ることが多くなります。
病院へ行かないために病気の発見も遅れてしまうのがタイの医療の問題。
総合病院では健康診断で病気の早期発見、早期治療のキャンペーンも進めています。

プーケットの総合病院

プーケットの私立病院

どちらも日本語コーディネーターさんが常勤。いわゆるセレブ病院なので高額になりますが、保険があればこのどちらかに行かれることをお勧めします。在中者やローカルのタイ人でも、高い医療技術が必要な時この二つに行きます。待ち時間が少ないのも選ばれる理由。日本人の場合は、日本語コーディネーターのサポートが、通訳だけでなく保険手続きのお手伝いや、大使館への連絡など、医師以上に頼りになるものとなっています。
私立病院の悪い点を言えば、支払い能力がないと判断されると、受け入れさえしてもらえません。

バンコク病院・プーケット（Bangkok Hospital Phuket）

在中、旅行中に関わらず日本人の利用が最も多い総合病院。高級ホテルのようなロビーで、親切なスタッフが出迎えてくれ、不調の体を気持ちからもサポートしてくれます。
常勤の日本語コーディネーターの人柄も人気の理由。不調の時には、この総合病院で間違いなし、です。

　プーケット・インターナショナル病院（Phuket International Hospital）

日本の病院に雰囲気が似た安心感のあります。バンコクホスピタルよりは、気後れしない雰囲気です。こちらの病室は個室以外からも選べたりと、選択肢が広がります。

プーケットの公立病院

雇用者の保険適応があり、地元の方や、長期の通院、来院者が多い。
日本の方で公立病院の支払いが出来ない、という事はまずないとは思いますが、支払い能力がなくても、診てくれる病院です。

ワチェラー・プーケット病院（Vachira Phuket Hospital）

プーケットで一番大きな総合病院。プーケットだけでなく、周辺地方からも紹介状を持って来院するほどに、医療技術は高い。緊急で私立病院にお世話になった後、こちらに転院して長期治療に入ることも。来院は相当多く、待ち時間が長いのが困った点。

パトン病院（Patong Hospital）

観光の際ランドマークにもなる、パトンビーチの中心にある総合病院。
ケガや風邪、感染症、ワクチン接種など、一般的な病気や急を要しない場合は便利です。バイクの事故だろうと思われる外国人をよく見かけます。

まとめ

私立病院も公立病院もそれぞれの存在価値があり、選んで付き合っていきたい総合病院です。それとは別に、クリニックに薬局も多く、選択肢が多いタイの医療事情。
タイの医療環境も、悪くない、安心して暮らせるなと思って頂ければ、うれしいです。
ただし、いい医療にはお金がかかることも事実。海外で暮らすうえでは保険の事、もしもの場合のお金のこと、余裕をもって暮らしたいものです。