日本のパスポートは世界で最強のパスポートだと言われることがあります。私も日本にいるときはこの情報を信頼していましたので、初めてカンボジアに旅行で訪れたときにビザを提出するように言われ驚いたものです。
それでも、カンボジアのプノンペン空港は降りてすぐに観光ビザを取得することができるので、不自由なく入国することができました。ただし、クアラルンプールなどから経由する際に、カンボジアのビザがなくて飛行機への搭乗を拒否されそうになったことはあります。
今回は簡単に取得できる観光ビザならびに、自力での取得が難しいビジネスビザまでは紹介したいと思います。

カンボジア観光ビザの概要

カンボジアの観光ビザ取得方法にはいくつか方法があります。
冒頭に私が説明した方法は、アライバルビザ申請と呼ばれており、一番便利だと言われています。
対応している空港は2つあって、プノンペン国際空港とシェムリアップ国際空港になります。

カンボジア観光ビザをアライバル申請で取得するには

カンボジア観光ビザをアライバル申請で取得するのに必要な書類は下記の2点です。

①パスポート(有効期間が6ヶ月以上のもの)、
② 証明写真(35ミリ×45ミリ)となります。

ちなみに②の証明写真についても、もし持参し忘れていても、お金を余分に払えばなんとかなることもあるそうです。

カンボジア観光ビザのアライバル申請に必要な料金とビザの期間

空港の入国審査場前にあるビザ申請カウンターで申請が可能です。
カンボジアの観光ビザでは、1ヶ月の滞在が可能です。料金は30ドルとなります。
インターネットで申請する場合は手数料が追加で6ドルかかり36ドルどなります。
日本で申請してからくることも可能です。

カンボジアビジネスビザの概要

一方、観光ではなくビジネスやインターンなどでカンボジアに訪問される方には、ビジネスビザの取得がおすすめです。1ヶ月以上カンボジアに滞在する場合には、ビジネスビザを取得すると良いでしょう。

カンボジアビジネスビザを取得するには

カンボジアビジネスビザを取得するのに必要な書類は、下記の3点です。

①パスポート(有効期間が6ヶ月以上のもの)、
②証明写真(縦6cm×横4cm、申請3ヶ月以内に撮影されたもの)、
③在職証明書、となります。

ただし、最近、ビジネスビザ取得の際に、ワークパーミットの提示を要請されるケースが増えてきているという情報があります。

カンボジアビジネスビザの申請に必要な料金とビザの期間

カンボジアのビジネスビザでは、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の滞在が可能です。
ビジネスビザの取得は、日本人が自力では行うことが難しく、代理店に依頼することが一般的です。私が依頼した代理店では290ドルの費用がかかりました。

カンボジアワーキングパーミットについて

カンボジアの法律では、カンボジアにビジネスビザで長期滞在する外国人を対象にワークパーミットの取得を義務付けています。現在、ビザ延長でワークパーミットの提示を求められるケースは、ビジネスビザの短期延長ならびに、求職者ビザを延長する場合です。
ただし、今後は、ビジネスビザの延長時の確認が必須になるであろうとカンボジアでは言われています。カンボジアでのワークパーミットの取得も代理店に依頼しますが、こちらも料金は、250ドルから550ドルぐらいが必要となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?まだまだ、他の国に比べるとカンボジアのビザ取得は比較的容易だと言われています。カンボジアは外資規制がなく、100%外国資本でも会社を設立することができます。初めて起業する方の最初の国としても非常に魅力的な国となっております。ぜひ一度、足を運んでみてください。