アメリカとオーランドの医療事情、総合病院とホームドクターの違いと病院についてご案内いたします。アメリカでは、医者に行くのは最終手段と言うのが事実ですが、万が一に備えての情報や知識は得ておくのが賢明かもしれません。

オーランドの日本人対応医療機関について

突然の病気やけがをした時には、日本語で対応してくれるドクターがいれば一番安心ですが、いまのところ日本人ドクターは、オーランドにいないようです。ただ、大きな総合病院では、電話による同時通訳システムが導入されているので、言葉に自信がない場合は、前もってお願いすることが可能です。または、トラベロコを通じて、通訳をお願いし、同行してもらうのが良いかもしれません。

医療保険加入の重要性について

基本的に医療機関の選択は自由で、医療保険の加入は任意ですが、アメリカは医療費が高額なので、滞在期間によって短期間ならば海外旅行傷害保険、長期ならば現地のプライベート保険に加入することをお勧めします。また、現地にて就労される場合は、会社を通して保険に加入することが可能です。医師と医療機関はネットワーク（PPO、HMOなど）に加入していて、保険会社によりネットワークが異なるので、ネットワーク外にて治療を受けると非常に高額となります。

診察方法について

緊急時以外の通常診察の流れ

アメリカでは体調不良の場合、自分の加入している保険会社のネットワークに加入しているホームドクターへ電話をして予約を取ります。ホームドクターの診察後、さらに治療や検査が必要と判断された場合は、専門医や総合病院の医師を紹介されるのが一般的な流れです。

緊急時

緊急事態の時には予約なしで総合病院の緊急救命室（ER）を利用できますが、かなり待たされます。また、保険に加入していても、ER利用料が追加請求されます。

総合病院

Orlando Health Dr.P. Phillips Hospital

Adventhealth Celebration

Orlando Health Orlando Regional Medical Center

まとめ

アメリカの医療制度は、とにかくとても複雑で高額です。今では、どこにいても受けられるオンライン診療サービスやCVS（大手薬局スーパー）にMinute Clinicなど気軽に予約なしで診察してもらえるところも増えたので、どうしても診察してもらいたい場合は、これらを利用するのも手かもしれませんね。