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アメリカはハワイ、LAなど旅行先としても人気であり、日常的に行き来できる場所との認識が高いと思います。しかし3ヵ月以上アメリカに滞在する場合は「ビザ」が必要です。アメリカのビザ取得は年々厳しくなる傾向にあり私自身も去年、非移民ビザを取得しましたが、非常に苦労した経験があります。ビザは一度却下されてしまうと再取得がかなり難しくなる為、しっかりとビザについて調べ、用意する必要があります。そのための知識としてビザの種類と取得方法をまとめてみました。
ビザの種類
ビザは大きく分けて2つ、「非移民ビザ(一時滞在)」、「移民ビザ(グリーンカード/永住権など)」があります。また3か月以内の滞在であればビザ不要のビザウェーバープログラム(ビザ免除プログラム/VWP)をESTA(電子渡航認証システム)を行う事で渡米する事ができます。
主な非移民ビザの種類
非移民ビザは、特定の目的を達成するために特定の期間、米国滞在を希望する
観光客、ビジネスマン、学生、または特殊労働者が利用する物です。
1.短期商用・観光ビザ(Bビザ)
2.学生ビザ(Fビザ・Mビザ)
3.研修ビザ(Jビザ)
4.専門職・就労ビザ(Hビザ)
5.商用・管理職ビザ(Eビザ・Lビザ)
※以上は一例です。
移民ビザ
永住権とは一定の要件を満たした外国人に与えられる資格で、グリーンカード、移民ビザの事です。
ビザウェーバー(ビザ免除プログラム/VWP)
アメリカに渡航する際にビザなしで90日以内の滞在を許可するプログラムで、
事前に、ESTAと呼ばれる電子渡航認証システムで認証を受ける必要があります。
ビザの取得方法
非移民ビザの場合
ステップ1: 自分に該当するビザの種類を確認する
ステップ2: 申請書類を準備する
ステップ3: DS-160オンライン申請書を作成する
ステップ4: プロファイルの作成と申請料金の支払い及び面接予約
ステップ5: 面接
[在日米国大使館・領事館You Tube](https://youtu.be/yqwoy46vs7I
ステップ6: パスポート返却
ビザプロセスに要する時間について:
面接時にビザが許可された方は、通常面接後、約7日でビザのついたパスポートが届きます。ただし、全ての方のケースが約7日でプロセスされるという保証はありません。ちなみに私は10日かかりました。
参考記事: 非移民ビザ申請方法
移民ビザの場合
ビザ申請のプロセスは、米国移民局(USCIS)に請願書を提出する事から始めます。
在日米国大使館・領事館サイト
ビザウェイバーの場合
ビザ免除プログラムはESTAの申請を行います。
ESTA申請時に、一人当たり14米ドルを課しています。支払いはクレジットカードまたはデビットカードを通して行います。
一般的に1週間程度の旅行であれば日本人の特権であるこのビザウェイバー制度を利用します。しかし万が一拒否されると、その後数年はこの制度が使えなくなりアメリカへ入国ができません。また非移民、移民ビザの申請を拒否されるとこの制度ではアメリカに入国する事が数年単位で出来なくなりますので注意しましょう。
まとめ
トランプ政権になってからより外国人に対するビザ制限がかなり厳しくなったようです。3か月以内のアメリカ滞在であればESTAを利用するのが良いと思いますが72時間以上前から申請するのをお忘れなく!!長期滞在のビザ、永住権を取る時は、一度拒否をされてしまうと取得がかなり困難になるので心配であれば移民弁護士などの専門家に問い合わせをされるとよいと思います。