zmzm
- 居住地:
- サン・ジェルマン・アン・レー
- 現地在住歴:
- 2001年8月から
- 基本属性:
- 女性/60代
- 使える言語:
- 英語、フランス語
- 職業・所属:
- 自由業
フランス在住30年、サンジェルマンアンレイ在住18年になります。
zmzmさんが回答したサン・ジェルマン・アン・レーの質問
子供の学校(日本語学習)について
- ★★★★★この回答のお礼
zmzmさん、ご返信ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。
さらに質問させて頂きたく。
幼稚園が週2日、それも半日しかないと聞きました。○曜日はリセ、○曜日はローカル園、というふうに2箇所に通われたんでしょうか?
また、CPに上がる前に受けるテストとはどういうものでしょうか?ざっくりとどういったことを問われているんでしょうか?(日本語・フランス語の理解力?)
また、一般の公立校ではなくリセを選ばれた理由はなんでしょうか?宿題とテストが多いときき、ちょっとビビっています(笑)
あと、お子さんが通われていたクラスのサイズ(人数)はどのくらいでしたか?重ね重ね質問させていただき申し訳ありませんが、ご協力の程よろしくお願い致します。
zmzmさんの追記
喜んでお答えします。
幼稚園は、年中組と年長組の2年間の、日本語の授業(週当たり6時間)だけをリセに通います。フランス語部分は、それぞれにローカルの園です。近隣の公立の園は、リセの各セクションに通う子供がたくさんいるので、慣れています。フランス語の園を半日x2回抜けて日本セクションに送り迎えする必要がありますが、これも、同じ園の親同士でシェアしたりしています。
CPに上がる前に受けるテストは、日本語です。幼稚園からリセに通っている子も、外部から受験する子も同じ、面接形式です。日本語での会話のスムーズさ、年齢に応じたボキャブラリー、受け答えの自然さなどが問われていると思います。
一般の公立校ではなくリセを選ぶ理由は、家庭によるかとも思いますが、一般的に、バイリンガルに自然に育つことができるからだと思います。日本セクションの級友とは、長年一緒に育つことで、家族のような絆ができます。フランス語部分の授業をすべて一緒に受ける他のセクションの級友からも、それぞれのバックグラウンドが豊かで、さまざまな文化的な刺激を受けます。高校卒業後の進路が、フランスと日本に限られず、他の国を選ぶ生徒が多いのは、そんな国際的な環境から来ていると思います。言語教育のレベルは、フランス語日本語はもちろん、第2第3外国語もとても高く、高校卒業時までに4カ国語を自然に身につけられます。
宿題は確かに多いと思います。特に日本語は、他のセクションの生徒に比べて、負担は大きいです。皆が一緒に頑張る、という感じです。
クラスのサイズですが、フランス語クラスは、小中高通じて30人前後。この中に、14の言語セクションの生徒が混じっています。日本語クラスは、学年によりますが、大体、10人以上、16人以下くらいだと思います。この夏高校を卒業した私の娘のクラスは、高3まで12人いました。
どうぞ他にもなんでも聞いてくださいね。私は、子供がこの学校に入るためにパリから引っ越して来ましたが、今振り返ってみて、もちろん大変なこともいっぱいありましたが、総じて本当によかったと思います。本物のバイリンガルで、日本とフランスの間で活躍している素晴らしい卒業生も沢山います。私の娘たちは、決してそう言えるレベルではありませんが、今でもずっと普通に私とは日本語だけですべての会話をしています。
リセの日本セクションのサイト、もうご覧になっておられるかと思いますが、いろいろな情報が載っています:http://www.li-sectionjaponaise.org/index.php/ja/
zmzmさんの回答
はじめまして。我が家は日仏カップルで、2001年に、サンジェルマン・アン・レイのリセ・アンテルナショナル日本セクションに子供が入学したために引っ越し、以来、二人の子供が幼稚園から高校まで同校に通って、無事卒業しました。現在も住んでいます。具体的なご質問がおありでしたら、どうぞお寄せくださいね。