恐竜の化石を買いたいです　　教えてください

1.博物館概要 遼寧本渓国家地質公園は本渓水洞地区(本渓水洞・ 天竜洞・大石湖・ほか 5 カ所)，平頂山地区(平頂山・ 牛毛嶺・南芬露天鉱・ほか 5 カ所)，五女山地区(五女山・ 望天洞・坏竜湖・ほか 2 カ所)の 3 つの地区からなり， その面積は 218.2 km2 におよぶ広大なものである.そ の内容は，鉱山，化石産地，鍾乳洞，湖，人類遺跡と 実に多様であり，それらを包括した地質公園である. 本渓地質博物館はこの遼寧本渓国家地質公園の中核 施設として位置づけられている.展示は地球科学・生 命進化・鉱産資源・地質遺跡・総合・多功能の 6 つの 展示室からなる.地球科学展示室は主に天文分野から なり，太陽系の惑星の構成とその動き，地球の動きと 四季の関係などが大きな地球の模型とグラフィックな どで展示されている.生命進化展示室においては 35 億年前に誕生した生命がいかに進化してきたかが展示 されている.化石については，展示手法こそケースの 中に標本とラベルが並ぶだけで単調なものの，中華竜 鳥・尾羽竜・本渓甲竜・金剛山北方翼竜など，世界的 に貴重な化石がずらりと並び，標本のすばらしさには 圧倒される.恐竜の時代についてはジオラマ風のつく りになっており，背景画の前に恐竜の全身骨格がなら んでいる.来館者のエリアとは実物の化石などが入っ ているケースが仕切りとして使われている.鉱産資源 展示室も見応えがある.本渓市は鉱産資源に恵まれた ところで，鉄・銅・鉛をはじめ多岐にわたる種類の鉱 石が採掘されている.展示室にはこうした鉱山などか ら採集された巨大な鉱物標本が並んでいる.展示手法 は特別な工夫はないが，やはり標本の大きさと多様な 結晶の色と形が見る者を圧倒する.地質遺跡展示室に は主に断層・褶曲・不整合などの地質構造が擬岩で作 成されたジオラマとしてみられるようになっている. また，本渓市内の地質的な名所をミニジオラマで紹介 している展示も見られた

2018年5月20日 9時7分