コペンハーゲン年末年始の過ごし方について

新婚旅行でのご旅行、楽しみですね！コペンハーゲンも日本と同様に、New Year's Eveと元旦は特別な日です。クリスマスには多くのレストランが閉まっていますが、年末年始には営業しているお店が多くなります。多くのレストランでは年末年始用の特別な料理を用意しており、良いレストランは早めの予約が必須です。中には特別なゲストしか受け付けていないレストランもあり、一般の予約ができない場合もあります。

おすすめのレストランやカフェについては他の方にお任せしますが、もし新年のヨーロッパ旅行が初めてでしたら、いくつか注意すべき点がありますので、ここに記載しておきます。

デンマークでは、年末年始に花火の使用が許可されています。特に大晦日には、暗くなると一般の人々が各地で花火を打ち上げ始めます。夕方4時ごろ暗くなってから少しずつ始まり、夜6時半を過ぎると本格化し、新年を迎える12時には最高潮に達します。街中のいたるところで、日本では見られないような大規模な打ち上げ花火が一般の人々によって上げられ、その光景は圧巻です。海外ならではの体験を楽しむことができますが、一方で毎年、花火による事故が発生しており、中には失明などの深刻な負傷者もいます。ディナーなどで外を歩かれる際は十分にご注意ください。夜中の2時頃まで花火が上がり続けることがあるため、耳栓を準備されると良いかもしれません。

また、夜6時からはフレデリク１０世王による国民への年末の挨拶が全国放送されます。今年王位を継承したフレデリク王の自身最初の挨拶で、アマリエンボー宮殿には多くの人が集まると予想されます。もしアマリエンボーやその周辺に行かれる予定がある場合は、混雑やスリなどの犯罪に巻き込まれないようにご注意ください。

特別なイベントが盛りだくさんの時期ですので、どうぞ安全に楽しいご滞在をお祈りしています。

2024年10月15日 23時35分