ミャンマーのインターネット事情についてのご質問。
けいさん
(ノルウェー携帯大手テレノール、ミャンマーで4G参入 )
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO03854310Q6A620C1FFE000/
4年前に数回ミャンマーを訪れた際は、simが恐ろしい金額で、ホテルなどのwifi環境でのネット接続を余儀なくされました。しかしながら、訪れるたびに高速で成長していくミャンマーを見つつ、今はインターネットのインフラ整備がどれほどのものか気になります。
皆さんは、携帯などはどういった形で使われてるのでしょうか。最近のミャンマー(特にヤンゴン)の状態が気になりつつ質問させていただきました。久しぶりに行きたいです``
2016年6月21日 23時17分
CARROTさんの回答
けーじゅん様
ご質問ありがとうございます。
私もミャンマーに来た当初のSIMカードがUS200$前後で販売されていて、周辺国に比べて桁違いな金額に驚かされました。
しかし、2年前の2014年にTelenor社(ノルウェー)とOoredoo社(カタール)の二社がミャンマーの市場に参入しSIMカードの価格が一気に値下げされました。
一般的には1500ks(約150円)で買えますが、番号が連番だったり(例.098888888)すると市場で高値の取引が行われたりしています。
上記ご案内したTelenor、Ooredooそしてミャンマー国営のMPTの三社が現在しのぎを削っている状況です。
私なりにランキングを付けると、
まず、電波の拾いやすさ
1. MPT
2. Telenor
3. Ooredoo
元々既存の基地局が多数網羅しているのでMPTが強いです。
次に、ネットのスピード
1. Ooredoo
2. Telenor
3. MPT
利用者の数が少ない&最近4Gが開始されたのもありOoredooがネットだけでみるとトップです。
総合的に、
1. Telenor
2. MPT
3. Ooredoo
安定感のあるTelenorが一位です。
利用者数の伸び率もトップと伺っています。
また数年前よりミャンマー人のスマフォ保有者の数が一気に増えているのが見て取るようにわかります。
理由は、
1.格安スマフォの進出
2.所得増加
Huawei(中国)の数が圧倒的に多いです。
iPhoneは価格的に手の届かない人が多いのであまり見かけないですが、SamsungはUS100$台のスマフォも販売しているのもありHuaweiの次に人気です。
所得増加の傾向ですが、ヤンゴンに限って給料が増えていっています。
去年には最低賃金制度が施行された事、またここ1,2年で外資の参入が加速し、各企業が優れたミャンマー人の引っこ抜き合いの為に出来るミャンマー人の給与が高い人で月にUS1000$〜1500$の人もたまに見かけたりします。
少々長くなってしまいましたが、ご理解いただけたでしょうか?
相変わらず停電・断水があるミャンマーですが、着実に変化していっています。けーじゅん様が来られた4年前と今では街並みが大きく違うので驚かされるんじゃないかと思います。
是非お越しの際はご連絡下さい。ミャンマーのどローカル〜最先端までお見せ出来ると思います。
2016年6月22日 20時20分
この回答への評価
お礼のご連絡が遅くなり申し訳ございません。
ミャンマーのネット環境がここまで急速に発展していることに驚きです。
2017年7月4日 12時14分
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