日本からフィリピンへの古着の輸入
ねるさん
お世話になります。
大学一年原田空宙と申します。
私は日本で、学生古着屋代表・ファッションデザイナーしております。
現在東京を中心に衣服の回収を行い古着卸・服飾、美術学校への寄付・リメイク・服から家具制作(アップサイクル)を行う会社で活動しております。
今回はその一環でフィリピンへの日本からの古着の輸入が行えるのか、ご質問をさせていただきました。
フィリピンにある古着屋さん、もしくはその古着屋さんが買い付けに使っているような、現地の古着卸を行っている会社・古着倉庫があればぜひアポを取り足を運ばせていただこうかなと考えています。
回収された古着は、私の古着屋での販売をしているのですが、DIOR・GUCCI・LOUISVUITTON・Burberryなど誰もが知るブランドも数多く単価1万円で売れることが多く質がとても良いです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、お力を貸していただければと思います。
フィリピンの古着卸をしている会社・古着倉庫の情報もいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2024年3月5日 17時9分
TAKさんの回答
一般論で申し上げます。
年中夏の国かつ島国なので、正直ブランドものであっても、洋服の需要は極めて低いです。ラグジュアリーブランドでは、ドルチェやシャネルなどがまだ進出していないのも、そのような理由があるのだと思います。一人当たりGDPは東南アジアの中進国では低い方ですが、第二次世界大戦直後からシンガポールや韓国をしのぐアジアNo2(日本に次ぐ)の経済大国であったことから(かつ相続税がないことから)GDPでは見えない多くのリッチ層(タイやマレーシアに負けない)のボリュームがあります。また、平均年齢が24歳で全員がスマホと英語を使いこなし勢いのある国なので、ヤングリッチ層が急速に台頭しています。
従いまして、ラグジュアリーブランドの、ジュエリーや時計は飛ぶように売れています。バッグや小物類もまずまずです。韓国、中国からもセカンドハンドの商品は入ってくるのですが、フィリピンは圧倒的に日本に対する信頼が高いです(国内の規制が厳しく本物で、正直で、手入れも良く)。他国と比べて、セカンドハンドであることはほぼ気にしないお国柄です(餅路なじア特有の大きな偽物マーケットも存在します)。結論から言うと
「日本からのラグジュアリーブランド”グッズ”のマーケットは既に大きくかつ成長しています」
表面的に遅れている国に見えるので、コレクションの全品がきちんと色サイズ揃って入る国ではないこと、ましてや限定品は入らない国なのでそのような商品を富裕層は渇望しています。
もちろん富裕層はシンガポール香港台湾日本などで買い物できますが、言葉の壁やほしいものを探す手間を考えると、国内で調達できることに大変ありがたみを感じています
多くの方が越境ECやライブコマースでこの市場を開拓しています。日本の中古買取のチェーンのいくつかも、コロナ後出店をしています。
取り急ぎご報告まで
2024年3月5日 17時40分
このQ&Aへのすべての回答はこちら
日本からフィリピンへの古着の輸入
ねるさんのQ&A