southpointさん

メサの治安について(High Schoolの学区)

  • 留学

southpointさん

子供の留学先がメサになりそうとの内定が出て調べていたのですが、学区によってかなり違いがありそうです。
学校のレベルもそうなのですが、気になるのがFree Lunch Programの生徒の割合が60%を超えている点です。
そのような学校に通う場合、ホストファミリーの居住区も必然的に絞られてきてしまうのではないかと思い心配しています。
過去に、他の州で駐在していた時には学区から居住区を決めた経緯があったので、日本人家庭は比較的少ないのではないかと推測しています。
メサのWest サイド(Phoenix側)は治安的にどのような感じでしょうか?

2018年7月6日 10時13分

SedonaGraceさんの回答

セドナ(アリゾナ)在住のロコ、SedonaGraceさん

高校留学のお話なのですね♪
locoのSteaveさんもご一家で駐在経験が多く、フェニックス内に駐在後引退してそのまま在住している高齢の友人たちがいらっしゃいますので、彼に質問するのも良いと思いますが、彼は人格的に紳士でいらっしゃるので、長所に焦点をあてた考察になるかもしれません。
私の場合、率直に言って、少なくとも、アメリカに完璧な治安はありませんが、自分の子供であれば、高校であれば寮制のhttp://www.southwesternacademy.edu
大学であればフラッグスタッフのNAUにします。
実際に、私は教会で毎週彼らと共に歌って来ましたが、破天荒であったり品の悪い印象は受けたことがありません。
7,8年前ぐらいまでのフラッグスタッフは、古い田舎のちょっとワイルドな雰囲気が強い地域でしたが、現在では、彼らの存在に影響されて、街は綺麗に整備され、センスの良いショップも増えています。
大学生は人数が多数ですから、彼らが何を望むか、という日常の生活センスが街に影響するのだろうと思います。
本題のメサの件ですが。 私達は月に数回フェニックスに野球観戦に行きます。
勿論、自転車や徒歩ではなく、全て車での移動です。
たしかに、フェニックスの居住区には、セキュリティの良さそうな、==高級タイプの住宅の多い地域もあります。
しかしながら、何処に行く場合でも、必ず、見るからに鄙びた、、、誰が住んでいるのかも想像し難いような、怪しい雰囲気の建物や閑散とした雰囲気の場所などを通過しない限り、目的地には行かれません。。。
学生達は、自転車や歩くこともあると思いますし、低所得者層の家並みは、とても日本人感覚の安全性を感じることは不可能な雰囲気です。
他人様は、よく、犯罪率 とかいう 数字で判断しようとしますが。
実際、夏場や晩春も秋も日中があまりにも暑い==ヒーターで顔を殴られるような感覚の暑さですので、
結果的に、夕暮れから外出しようとしてしまいがちです。
また、冬場は、5時半には暗くなってしまいますので、学業を終えた後にすぐ暗い街=犯罪の危険性が高まる街に変身している地域を利用することになるわけです。
メサは、ビジネスホテルに宿泊した経験もありますし、中所得者層の住居地域 というカテゴリのようですが、前記のように、仲間と出かける場所は、ダウンタウンの飲食街であったり、大学対抗などのスポーツ観戦もダウンタウンにバスなどで出向くことになります。
この市内のバスも利用したことがありますが。 ダウンタウンの駅には必ず数人の警察官が待機しています。
つまり、そういう地域です。
たとえば、車を所持させてしまうと、仲間達の足代わりとして必ず使われるでしょう。
つまり、友情という名の台車になってしまいますので、行きたくない場所にも行くことになりますし、所持者が移民の場合、何かの事故やトラブルはアメリカでの経歴に悪影響するでしょう。

更に考慮するべきなのはお子様の性格についてでしょう。
独りになってしまっても、平然と自己を穏やかに保てるタイプでしょうか?
心細さから、友人の用事に行きたくなくても 付き合うような性格でしょうか?
或いは、逆に好奇心が旺盛で、怖いもの見たさや、なんでもまずは 経験してから、というような、一見、前向きだと日本では評価されるような気質でしょうか??
或いは。 一旦信用すると、多少の不安も例外視してしまって、トラブルになってから、””だって、あの人はいつも良い人だから大丈夫だと思ったんだもの。”” という事後処理に、信用したから、という台詞が出てくるようなタイプでしょうか??

とにかく。既に、サバイバルに柔軟に対応できるような鍛えられた経験でもない限り、
私の子供になら、親と同行の野球観戦や博物館見学や日本食材の買出し、これら以外は、絶対に近寄らせたくない街が、フェニックスです。
前記の高級住宅街には、夫の弟夫婦が家を所持しているので行き来しますが、
隣人同士の親睦な雰囲気は薄く、それぞれが、セキュリティで守られた中で、独自に生活している雰囲気です。つまり、公道などで学生が何かの被害にあっても、誰も気づかないのではないかと感じるような雰囲気なんです。。。
やはり、フェニックスは、きちんとしたセキュリティで生活できる、経験と知恵が備わった中高齢者で、かつ、過度の暑さに耐えられる人で、大型の住宅コミュニティ==ゲート付のような限定された場所に住んで、普段の生活はその敷地内だけで生活できる人で、
寒さに弱い人々には、たぶん、問題なく住める場所だろうと思います。

決して嫌味で書いたわけではありません。
極力正直に、貴方のお子様を我が子のようにイメージしながら、書きました。
他にも質問がありましたら、追記してください。

2018年7月7日 1時2分

この回答への評価

southpointさん
★★★★★

ありがとうございます。
子供は幼少期に親と共に守られた環境でアメリカに住んだという経験はあるものの、中高生となった今は門限という制限以外は自由に行動しているので平和ボケしているという点は強く認識させなければいけないなと痛感しました。
日本では銃や薬物など他人事のような日常ですが、アメリカでは隣り合わせになることなど、もう一度言って聞かせることから始めたいと思いました。

2018年7月7日 23時48分

追記

セドナ(アリゾナ)在住のロコ、SedonaGraceさん

ペットの鳴き声で目が覚めたので、追記しておきます。
アリゾナ州だけでなく、大麻が合法化されるような動向が各州にでてきています。
恐ろしいことです。 癌治療などで必要な人々は今までも合法でしたが、
そういう人々の処方箋を悪用する人々もいます。
その一方で、大麻への依存が他の麻薬に移行したり飲酒に移行するのを避けることが困難なのがアメリカの実態のようで、それらの各種依存症へのリカバリープログラムなどが、各町に当たり前のように存在し、多数の人々が毎日のように集っています。
リカバリープログラムに積極的に参加し、依存症を公表する行為を、アメリカ人が称賛するのは、彼らの思考の文化だとも言えますが、
何より、各種依存症を原因とした、交通事故や殺傷事故など、他の人々を不幸に巻き込む可能性が高い現実があるからこその励ましと称賛なんです。

ここで、日本人として、完全な認識を必要としている要素を あえて 書いておきます。
ご両親の立場での特別なステイタスが無い限り、一般的に、日本人がアメリカに滞在する場合、学生だろうと、たとえ米人と結婚しようとも、移民のステイタスからのスタートになります。
従って。移民のステイタスの状態で、麻薬や飲酒によるトラブルを起こしたり巻き込まれた場合。 米国籍を持たない、その日本人の経歴は一生負の経歴としてついて回ります。
それでなくても、日本もアメリカも、あらゆるIDが電子化されていく状況ですので、
カテゴリが違えばバレない。。。という悠長な次元ではありません。
奨学金の授与に対する査定も勿論ですが、将来のあらゆる場面で影響します。

尚。。。実際の体験談がアメリカの知人にありますので、実例を書きますが、、、
嫉妬心というのは、国籍の関係なく、人間の誰にでもあるものです。
奨学金の候補生であった、ある心優しい男子学生は、友人の友人=親友ではないクラスメートに懇願されて、引越しの荷物運びを手伝いました。
つまり。引越し先に同行したわけです。
その時に友人から貰ったソーダを飲んだことから始まり、、、
その後も、ソーダ類は友人達から配給されたものを飲むことが多くなり、、、
それらの、友情もどきのソーダに混入されていた麻薬に気づいたのは、
体調が変化し始めた後でした。
結局のところ。 奨学金プログラムの選考には残れず、、、
リカバリーの治療を受けることになったそうです。
この男子学生はアメリカ人でしたので、
奨学金は逃してしまいましたが、この経験を論文にしたり、麻薬や依存症への支援活動に生かす、というアメリカ特有の活動をすることができます。

平和ボケ という言葉自体も、現実からは離れた言葉だろうと私は感じます。
心が真に平和であることは、逆に芯の強さを伴いますので、重要なことです。
でも、自分自身に対する責任感。そして。アメリカ人だからこそ。決して義理人情や世話焼きを 重要視したり要求しているわけではないこと。
むしろ。互いの選択を尊重する==自分が嫌々でも承諾したなら、全責任は自分自身。
というような、これらの 思考の違いを 徹底的に学ぶところが先決でしょう。

たまたま、現在、地元の日本人同士で真剣に読書している書籍をご紹介しておきます。
平和な心は、恐れを超えています。
恐れを超えるためにも、真実をちゃんと知る知恵と勇気が必要です。
この書籍のように、アメリカ人が書いた日本人についての書籍は、
客観的な情報として、ちゃんと知っておくと、堂々と平和的に、NOを言える学生生活が遅れるのではないかと思います。
ご参考まで♪

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4569825249/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

2018年7月8日 19時50分

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