突然の怪我や病気に備えて、適切な処置をしてもらえるように日本語で症状や状況説明ができると安心しますよね。今回はアメリカの病院事情とラスベガスでで日本語対応（医療通訳）が可能なクリニック、その他総合病院についてご紹介します。

アメリカの医療・健康保険事情

アメリカには、日本の健康保険の様なシステムはなく、各自任意で民間の保険会社で保険に加入したり、フルタイム(週40時間以上働く)で雇用されることにより、会社が加盟してくれる保険に加入したり、低所得者向けの国の保険に加入したり
と、大変複雑になっています。
病気の治療は、保険会社との相談が不可欠で、加入している保険によって、その治療内容が保険適用されるかされないかは、異なってきます。
保険によって、対応している病院や医者が異なるため、かかりつけ医に診てもらい、専門医を紹介してもらうのが、一般的な流れになります。

アメリカの総合病院

ここでは、緊急時、24時間対応してくれる、ラスベガスの総合病院を紹介します。
かかりつけ医に診てもらう余裕のない状態の場合、こういった病院で診てもらい、症状が落ち着いたら、病院、保険会社と相談し、今後の治療計画を立ててもらいましょう。

ストリップ地区(ホテル街)を中心に、東西南北に分けて、ご紹介します。
それぞれ、先に載せている方がストリップに近いです。
緊急時はとにかく、近いところへ行きましょう。
本当の緊急時は911にお電話を。ただし、救急車は値段が高いので、余裕があれば、車、タクシー、ウーバーやリフトなどのライドシェアを利用しましょう。
命に関わらない場合、後回しになり、かなり待たされる場合もあります。

ラスベガス西エリアの病院

Sunrise Hospital and Medical Center

無料で日本語通訳を頼めます
こちらより現在の救急の待ち時間が確認できます。

Desert Springs Hospital

診察の予約が出来ます。

ラスベガス北エリアの病院

Valley Hospital

診察の予約が出来ます。

North Vista Hospital

ラスベガス東エリアの病院

Spring Valley Hospital

診察の予約が出来ます。

Southern Hills Hospital

こちらより現在の救急の待ち時間が確認出来ます。

ラスベガス南エリアの病院

Dignity Health St Rose Dominican Siena Campus

診察の予約が出来ます。

入院することになったら…

面会時間の制限がない場合が多く、家族が泊まりたい場合、簡易ベッド的なものも、用意してくれます。
従業員でも外から来る人でも誰でも使えるカフェテリアがあり、品数豊富です。
病院食はどこも不味いので、利用価値あります。
退院を急がせる傾向にあるので、退院が不安な場合は、はっきりとその旨伝えると良いと思います。

退院後

こちらの総合病院では、退院時、請求書は仕上がりません。
数ヶ月かけて、項目ごとに(X線、血液検査、医師の処方せん発行料など)、バラバラに請求書が自宅に届きます。
もし、一度に払えなくても、病院に連絡をし、分割払いの手続きや、1部支払いを済ませましょう。
これをしないと、次回何かあった時、例え救急車で病院に行ったとしても、診てくれなくなってしまいます。
1部でも支払えば、また、診察してもらうことが出来ます。

まとめ

備えあれば憂いなし！！
自宅や職場から1番近い救急病院の場所を、頭に入れておきましょう！