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美味しいもの食べたい!ゆっくりしたい!10年以上日本人が移住したい国No.1のマレーシア、最近は日本のテレビで特集されてたり、有名芸能人が移住してたりと耳にしたことがある方いるんじゃないでしょうか。マレーシアに滞在してる日本人は一体どんなビザで滞在してるのでしょうか。
観光で90日以内であれば、日本国籍所持者のビザ申請は必要ないです。パスポートだけでOK。
でも、90日を超える場合はビザが必要。そのビザですが、たくさん種類があるので、しっかり調べましょう。
今回は主なビザの種類と取得方法をご説明致します。
マレーシアのビザの種類
日本国籍所持者が90日間以上マレーシアへ行く際はビザが必要です。マレーシアのビザは以下の通り11種類あります。
- 短期訪問ビザ
- 就労ビザ:6種類
- 学生ビザ
- 配偶者ビザ
- 永住権
- MM2H
マレーシアにビザなしで入国
観光目的で90日以内の滞在であれば、ビザは必要ありません。ただし入国時に6か月以上のパスポートの有効期限があること、片道航空券の場合は日本への帰りの航空券や第3国への航空券の証明が必要となります。航空券は日本のチェックインカウンターでグランドスタッフに確認されます。入国カードは書く必要がないですが、入国審査時に指紋認証があります。
.短期訪問ビザ
条件
90日以内の観光、外交・公用、業務(商談・会議・視察)目的
パスポート:入国時、有効期限が6ヶ月以上あり、入国時にマレーシア出国チケットを所有していること
滞在可能日数:入国日から90日以内
→査証免除で出入国を繰り返す場合、1年以内に最長180日までの滞在となりますが、最近は2回目の入国で90日の滞在許可が出ず30日等短くなるケースも出てきています。イミグレーションの係員で女性や列が長い(念入りに調べているため列が長くなる)人は厳しいと言われています。その他、`男性は短髪、服装は男女共に(特に女性)は肌を隠す服装のほうがいいです。
就労ビザ
マレーシアの就労ビザにはいくつかの種類があり、それぞれ条件や滞在可能期間が異なります。ここでは就労ビザのなかの6種類をご紹介します。
雇用パス
マレーシアで最も一般的な就労ビザがこちらで、雇用期間は給与額・役職によって1-5年。
滞在可能日数:2年以上滞在する就労者が対象。
レジデンスパス
国家重要経済分野において、外国人の優秀な人材を長期にわたりマレーシアへ誘致・確保することを目的としたビザ。
配偶者および18歳未満の同伴家族も当該パスの申請が可能で、 配偶者も雇用パスの取得なしに就労が可能。
滞在可能日数:最長10年の就労・滞在が可能
→18歳以上の同伴家族、両親、義理の両親にも5年の滞在ビザ申請が可能。
プロフェッショナルパス
滞在期間や日程がほぼ決まっており、特別プロジェクトや機械修理・技術指導の業務のために1年未満の短期滞在をする就労者が対象。
就労者はマレーシア国外の会社に籍がある状態でこのビザが取得可能。
滞在可能日数:1年未満
→条件:同パス取得者は、2016年2月時点、家族の帯同は認められていません。
雇用パスを取得している駐在員の配偶者・子供の滞在ビ゙ザ及び就労許可
駐在員の雇用パス取得後、帯同家族は滞在ビザ(ディペンデントパス)を申請し発給を受けることが可能。
→学童の就学には、インディペンデントパスに加え、就学許可の取得が必要です。
→駐在員の配偶者が就労する場合、ディペンデントパスを保持したまま、就労許可の取得が必要。
滞在可能日数:駐在員の雇用パスの有効期間と一致する
マレーシア人の外国人配偶者の就労許可
マレーシア人の配偶者である外国人が、配偶者として1年以上の長期滞在ビザを取得した上で就労する場合、就労許可を取得。
長期滞在ビザは、最長5年の期間で許可が得られます。
一時就労パス
給料が日本で支給される短期滞在者が対象。また出張・研修用のビザ。
滞在可能日数:1年以内
→就労ビザは仕事に関連する職歴でないと却下されることもありますので、英文履歴書はこれから就く仕事に関係ある のを強調する英文履歴書に仕上げることをお勧め致します。
学生ビザ
近年欧米諸国と比べて、費用が安価な点から注目されてるのがマレーシア留学です。90日以内の留学なら一部学校を除き、ビザの申請は必要ありません。こちらのビザは留学エージェントを通してでも個人でも取得することが可能です。どちらの場合でも共通する大まかな流れをご説明致します。
- 学校を決め、書類を提出し学費を支払います。
- 学校がマレーシア政府にビザの申請をします。
- 学校からビザ承認レターが届きます。
- 駐日マレーシア大使館でシングルエントリービザの申請、書類を提出します。
- シングルエントリービザを受け取ります。
他の国と大きく違う点は、シングルエントリービザで入国し、入国後学生ビザを受け取る点です。こちらのビザは18歳~35歳の方が対象となっております。
この取得の流れ・条件等は学校によって違うため、それぞれの学校への確認が゙必須です。
滞在可能日数:1年間
→延長手続きで最長2年間。週20時間以内の就労が可能。
条件:ある学校とない学校があります。また指定の保険に加入する必要があります。
配偶者ビザ
マレーシア国籍の方と結婚すると長期滞在査証(1年更新)が発給され、5年を経ると 永住権の申請資格が得られます。
イスラム教徒であるマレー人などとの婚姻は、事前にイスラム教に入信する必要があると共に、現地の結婚登録局に届け出て結婚証明書を取得します。
また日本大使館への婚姻届提出には結婚証明書の添付が必要です。
滞在可能日数:1年以内(更新可能)
永住許可証:PR/永住権
有効期限は無制限ですが、選挙権は認められていません。但し、マレーシアの永住権の取得は非常に難しく、マレーシア人と結婚した外国人配偶者が在住10年では取れず、30年で取れるケースもあります。
そのためロングステイ希望者には、永住権に近い性質をもつMM2Hビザが人気。
MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)VISA
MM2Hとは、最長10年間の滞在が可能なビザで、滞在期間は何度でも行き来することができるマルチプルビザ。
また条件次第では週20時間以内で働くことも可能で、移民局からの許可があれば更新可能。
最新情報はMM2Hセンターにあります。
近年非常に注目されているビザです。MM2H=Malyaisai My Second Homeの略で、マレーシア政府によって推進されている外国籍の人の為の長期滞在ビザプログラムです。リタイア後に取得する人が多いですが、50歳未満でも取得できることから最近では若い世代の申請が急増してます。注目点は滞在義務がないこと、ビザの更新が可能なこと、自由度が高い人気のあるビザです。最近ではビザを取得しにくくなってるという情報もあります。個人取得も可能ですが、複雑なのでビザ代行業者に依頼するのが一般的です。大まかな流れをご説明致します。
- 書類を提出します。
- 仮承認レターが発行されます。
- マレーシアにて本申請、健康診断、銀行手続き、保険加入等が必要です。
- 申請条件
50歳以上
- RM35万(約980万円以上)の資産証明 50歳未満
- RM50万(約1,400万円以上)の資産証明
MM2Hビザ代行業者
Step 1 Malaysia
在日本マレーシア大使館
在日本マレーシア大使館
- 住所
- 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町20-16
- 電話番号
- 03-3476-3840
- 時間
- 9:00~12:30/13:30~5:00(月~金・土、日、祝日はお休み)
- 公式サイト
まとめ
マレーシアはのんびりとした国民性、また多民族国家ゆえ祝日が多く、ビザを申請してから時間が長くかかることもあると思いますが、気長に待ちましょう。今後海外で暮らしていくには、日本と違い何事もスムーズにいかないことも多いので、大らかな気持ちで待つことは非常に大切です。またビザの方針もよく変わるので、随時最新情報をチェックしましょう。無事にビザを取得し、マレーシアでの生活を楽しむ方が増えます様に。