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言葉の通じない海外で病気やケガになってしまった時に、日本語で対応してもらえる病院があったら安心ですよね?
インドネシアのジャカルタの病院事情と、日本語対応可能な病院をご紹介します。
ジャカルタ渡航中の万が一に備え、事前にチェックしておきましょう。
ジャカルタの医療機関について
病院はインドネシア語で「Rumah sakit(ルーマー サキット)、または頭文字で省略されて「RS」と表記されます。
インドネシアには、住宅街にあるクリニック、公立病院、私立病院、インターナショナル病院とお客さんの症状・要望によって様々な業態があります。
インドネシア一の都市であるジャカルタには我々日本人や外国人を含む裕福層を対象とした私立病院が多くあり、最新の設備を保有している病院も数多くあります。
日本語の通じる病院も複数あるため、もしジャカルタで病院にかかる際は日本語対応可能な病院を選ばれることをお勧めします。
日本人がジャカルタでよくかかる病気
デング熱
主に日中に活動するネッタイシマカが媒介となり感染する病気です。
デングウイルスに感染してからデング熱が発症するまでの潜伏期間は2~14日と言われております。
40度前後の発熱、激しい頭痛、関節炎などの症状が一般的な病気です。
予防するためのワクチンも特効薬もないため、予防は蚊に刺されないようにすることに尽きます。
極力肌を露出せず、現地の蚊除けスプレーなどで対策するようにしましょう。
インドネシアでは蚊避けスプレーよりも、蚊を死滅させる殺虫剤の販売が多いですが、「Soffell」というブランドが日本のような虫よけスプレーを販売しております。コンビニやドラッグストアならどこでも置いてあります。蚊の殺虫剤であれば、日本でもおなじみフマキラーの出している「VAPE」ブランドの製品がおすすめです。
腸チフス
主に、食べ物・飲み物による経口感染による病気です。
腸チフスは下水処理が不十分であったり、衛生状態の悪い地域で腸チフスの発症頻度が高いとされています。
極力、生水、氷、生ものは避けるようにしましょう。不衛生な飲食店や屋台での飲食も避けるようにしましょう。
40度前後の発熱、下痢と便秘、体重減少などの症状が一般的です。
ワクチン接種により、予防することもできます。
アメーバ赤痢
主に、食べ物・飲み物による経口感染による病気です。
腸チフス同様、下水処理が不十分であったり、衛生状態の悪い地域でアメーバ赤痢の発症頻度が高いとされています。
38 - 40度の発熱、断続的な下痢や粘血便などの症状が一般的です。
ジャカルタにある日本語可能な病院一覧
タケノコクリニック
- 住所
- 1:Sudirman: Apartment Sahid Sudirman Residence Lobby L03B - L05 Jalan Jendral Sudirman No. 86
- 2:Pondok Indah: TAKENOKO MEDICAL CENTRE, Palma Tower, Lt. Mezanin Unit 1
- 3 Jl. RA. Kartini II-S/6, Jakarta 12310
- 公式サイト http://www.takenokogroup.com/
- 診療時間:24時間365日
Kaikoukai Clinic Senayan
- 住所:Sentral Senayan I Ground & Mezzanine Floor, Jl. Asia Afrika No. 8, Gelora Bung Karno, Senayan, RT.1/RW.3, RT.1/RW.3, Gelora, Tanahabang, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10270
- 公式サイト http://kaikou.co.id/en/
- 診療時間:08:00 AM - 10:00 PM ※日曜日休診
共愛メディカル
- 住所 Wisma Keiai 6th floor, Jend.Sudirman kav.3-4
- 公式サイト https://www.kyoaims.com/jp/index.php
- 診療時間:08:00 AM - 10:00 PM (月 - 金曜日) 08:00 AM - 01:00 PM (土曜日) ※日曜日休診
最後に
ジャカルタでは日本ではなかなか発症しないような病気にかかってしまうリスクがあります。ただ、ジャカルタは日本では感じることのできない刺激とパワーに溢れる魅力的な国です。
蚊と衛生には気を付けながらも、ジャカルタ渡航を存分に楽しんでください。