日本で使われているカルテ(Karte:ドイツ語では、カードの意味)、クリニック(Klinik)、オペ(独:Operation:オペラツィオーン、英:operation)、などの医療関連用語でドイツ語由来のものも多く存在します。ドイツは医療先進国ですので、医療技術の面で心配することは少ないですが、実際に病気やケガなどになり、しっかり診察、治療をしてもらえるまでは心配事は絶えないでしょう。ここではドイツの病院事情や実際のフランクフルトの病院について紹介していきたいと思います。

ドイツの「病院事情」について

病院に関するドイツ語がいくつか存在します。

  • 病院:Krankenhaus (クランケンハウス)
  • クリニック:Klinik (クリニック)
  • ホームドクター、かかりつけの医師:Hausarzt (ハウスアルツト)
  • 診療所:Praxis・Arztpraxis (プラクシス・アルツトプラクスィス)

一般的な意味で病院はKrankenhaus(クランケンハウス)と言いますが、実際にはまずPraxis(プラクスィス:診療所)に行き診察してもらいます。大きな病気や怪我でなければ診療所で処方箋をもらい、近くの薬局、Apotheke(アポテーケ)で薬などをもらいます。入院やその他の治療が必要な場合は紹介状を書いてもらい、病院やクリニックで診てもらうことになります。

フランクフルトの「総合病院」について

フランクフルト市:ホームページより市内の病院が紹介されています。(ドイツ語)
また、在フランクフルト日本国総領事館:ホームページ
では医療機関について、緊急時の対応なども記載されています。

日本語対合が可能なフランクフルトの病院などについて

まとめ

フランクフルトは大都市であり、日系企業も多く進出しています。またハウゼン地区にはフランクフルト国際日本人学校もあるため日本語対応が可能の診療所も存在します。
基本的には診療所などでの支払いはなく、保険会社と診療所などとのやりとりになりますが、場合によっては支払いが生じたり、一部支払いを求められる場合もあります。ドイツで受ける各診断、治療等に対して健康保険が適応される範囲かどうかは加入の健康保険をしっかりご確認ください。