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グアムに長期間の滞在がきまったらビザを取る必要があります。
今回はグアムで必要になるビザの種類や取得方法をご紹介します。
グアム島のビザ
グアムには、アメリカのビザ免除プログラム(VWP)とは別に、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam CNMI VWP)があります。結局のところ何が必要なの?という疑問に焦点をあて、例として4人家族(大人2名・小人2名)が1週間グアムへ観光に行く場合を仮定し考えてみたいと思います。
※滞在日数により手続きが変化します。
北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam CNMI VWP)
滞在日数が45日以下の場合、取得が可能なビザとなります。
取得方法は、下記の2つの方法から選択可能
1.無料の機内で配られるI-736を記入
2.有料のESTAを事前申請
ESTA(電子渡航認証システム)
滞在日数が46日~90日の場合は、有料(14ドル/人)でESTAを申請します。
ESTA(電子渡航認証システム)取得の良い点と悪い点について
良い点
グアム空港到着後、専用レーンを使用可能。よって審査時間が短縮されます。アジア圏からの到着便が同時刻のため入国審査場は想像をはるかに超えた大行列です。
そんな時ESTA申請済みの方は、専用レーンに並ぶ事ができ、大幅な時間短縮になります。特に深夜便で、小さなお子さんがいる家庭にはありがたいと思います。機内で配布されるI-736の英語記入が不要、英語が苦手の方、機内でくつろぎたい方、仮に家族4人の場合4枚分記入が不要になります。
1度承認されると2年間有効になり、米国(ハワイ等)へ再度旅行予定のある方にはお得です。
※パスポートの有効期限が2年以内に切れる場合はパスポートの有効期限をもって無効となる
悪い点
- ESTA申請費用は1人当たり14ドルかかります。小人料金はないので、仮に家族4人の場合、56ドル約6000円前後の出費になります。
ESTA取得方法と専用レーン利用方法について
取得方法
ESTA申請サイトより申請者情報を入力し、確認、支払いで完了です。
- 少なくても旅行前の72時間以上前にESTA申請を済ませるように推奨されています。
- 申請料金14ドルをサイトを通じてクレジットカードで支払います。
注意:米国政府無許可で、情報提供料や申請手数料を取る紛らわしいサイトが多数ありますので、ご注意ください。
下記のサイトが日本語にも対応のESTA申請公式サイトになります。
英語にはなりますが、24時間対応のトラベルコミュニティセンターで電話での問い合わせも可能です。
電話:1-202-325-51-20
専用レーン利用方法について
グアム空港へ到着後、入国審査へ進むと係が大声で「エスタ〜〜ある〜?」と叫んでくれてます。そして自身で日本語対応のAPC(自動入国審査端末)で処理する流れを簡単にまとめました。
1.パスポートを読み込む
2.顔写真の撮影(画質が悪く別人の様な仕上がり)
3.指紋採取
入力が完了すると顔写真入りのレシートが印刷され続けて家族も登録可能です。
端末導入により今までの、審査員1人に対し4人審査が可能と言われてます。また、将来的には、税関申告も処理でき、税関申告書の記入も不要になる可能性があるそうです。
その他ビザ
91日以上の滞在の場合は、有料のビザをアメリカ大使館にて申請します。
まとめ
単純に1週間程の観光の短期滞在の方は、基本的にESTAは不要ですが、あれば入国審査の時間短縮につながる。
行列に並んだり、書式に記入する体力を各自考慮し、ESTA取得にするか、用紙I-736を記入するか家族構成も含めて判断すると良いと思います。
就労や留学目的、またはアメリカ人と結婚のため渡航する場合などは、通常のアメリカ大使館を通してのビザ申請が必要となります。渡航目的に合わせ在日米国大使館のHPをご確認ください。
[在日米国大使館・領事館ホームページ/ビザ情報(https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/)
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visatypeinfo.asp
最後にもう一度、グアム空港の入国管理局は大変混みますので、特に小さなお子さんがいる方は機内でトイレを済ませておく事を強くおすすめします。また、手荷物があると長蛇の列の間ずっと手持ちしないと行けない状況になります。日本の空港で預ける、またはコロコロ転がせると安心です。
こちらの情報が、役にたちますように!