サービス停止のお知らせ:2024年6月17日(月) AM4時0分 - AM5時0分 (JST)(日本時間)メンテナンスのためサービスを停止します。

セイト(成都)の旅行ガイド情報

成都のバス乗り方ガイド〜路線図、料金、おすすめ観光ルート

【中国・成都在住者執筆】旅行中に地下鉄やタクシーは気軽に利用できても、バスの利用は難しいと思うことはありませんか? 成都の市内はバスを乗りこなせると旅行中の移動が便利になります。今回は、バスを乗るときに欠かせない路線図や、バスの種類と料金体系、具体的な乗り方をご紹介します。

成都のバス交通網が中華自民共和国の誕生と共に70年の歴史があり、改革開放後、成都公共交通集団公司となってますます発達していて、いま786本の路線で13,000台のバスが走っています。検索エンジンのBAIDUによりますと、2018年の客輸送量は延べ15億人に達しているとのことです。

成都バスの種類

市内バス

成都の公共交通に使われるバスは、上の写真のように外観はほぼ同じく昔ながら赤一色でしたが、下の白いバスはつい最近登場しました。
こちら電動バス(エコ・バス)です。バスの前面上で行き先を電子スクリーンで示されています。


▲旧タイプ

▲新タイプ

成都 団地バス

最近の地下鉄網の発達で、成都の立体交通網がさらに整備され、バスシステムもこのネットワークにしっかりと織り込まれいます。バス会社は従来の単純「輸送」から、「自宅まで最後の1キロを」とサービス向上の一環として、各住宅団地と最寄の地下鉄駅やバス停を結ぶバス路線を開通させ、昔使われた小型バスを運行させました。

成都 市内高速バス(BRT Bus Rapid Transit)

経済発展とともに人口が増え、産業汚染や生活汚染のほか、マイカー通勤者の増加も空気汚染を加担しているとの認識で公共交通がもっとも注目され、成都では高速バスの「BRT」が2013年にデビューしました。
制限時速80キロ(高架高速道路)の2号環状線に「バス専用線」が設けられ、普通車両は(絶対)進入禁止なので高速バスが市内の高速道路で渋滞なく成都を走らせます。
BTRは外回りと内回りで対向運営され、通勤や市内で移動する人々に便利を提供しています。
成都(BRT)環状線は全長28キロ、運賃は普通バスと同じく一律2人民元です。
乗り方は地下鉄に似ていて、自動改札口を利用しています。現金で切符を買うか「天府通」という交通カードで入場し、バス乗り場へ移動します。下車されるときに、改札口で切符を切符回収口に入れるか、カードでタッチして出場します。


▲高速バス乗り場            


▲バス乗り場から見る高速路で走るバス

成都バス路線図・便利なアプリ

前述のように、成都のバスなら成都の隅々までいけます。しかし長い間、地元向け公共サービスであるとの認識で地下鉄のような全体的な路線図がありません。日本の市内バスと同様にバス停でその特定路線の案内板があります。

最近は4G携帯システムの普及とともに、アプリで始発と終点を入力すれば案内してくれることができまして、地元以外の人もバスを簡単に利用することになりました。
アナログ時代のバスには、デジタル時代のアプリが加わることによって、利用率、効率とも高くなってきました。
ご利用しようとされる皆様にはスマートフォンで「高徳地図」や「百度地図」など交通アプリをダウンロードして、始発と終点を入力するすればいくつかのアクセス選択肢が出てきます、「バスでいこう」を選定すれば、出発バス停から終点までの乗り換え、所要時間など詳しい案内をしてくれます。
短期滞在で現地の携帯を持たない方でもホテルのPCで、「百度一下」という検索エンジンで検索し、結果をメモに控えて外出することが可能です。

高徳地図のダウンロード

百度地図のダウンロード

成都 バスの料金

  • 一律2人民元

東京都営バスと同じく一律料金制度で、成都ではすべてのバスが一律2人民元です。
エアコン付きバスは2人民元、エアコンなしバスは1人民元ですが、後者はほとんどなくなっています。

成都の市内バスの乗り方と支払い方法

乗り方・降り方

ワンマンバスです。東京のバスと同じく、前方の方でバスにのり、後方の扉からおります。
「つぎ止まります」というブザーがないかわりに、バス停でバスを待つ人がいなくても、バスから降りる人いなくても、必ず各駅停車します。

「そんなゆっくりと走るバスに乗ったらいらいらしない?」という疑問がありますね。答えは、そうでもないです。
運転手は日本の運転手ほどゆっくり運転しないのです。「少々乱暴だ」というと過言かもしれませんが、「バス優先」という優越感をもって運転手たちが毎日「安全で速やかに」と働いています。
乗客にとっては、当然、バスに乗ったらしっかり座るか、手すりなどをしっかりつかまっておくことを心かけて下さい。

料金の支払方法

東京のバスと同じく、前方の扉から乗り込んで、タッチパネルで交通カードをタッチするか、2人民元分の紙幣やコインを運賃箱に入れます。運転手は支払いを監視しており、忘れたり、カードの金額不足の場合、注意してくれます。
バスに乗るには、1人民元の紙幣を用意してください、5人民元を入れてもおつり出ないので要注意。
運転手はお金にタッチしないルールとなっており、お金を崩してくれる作業は一切受け付けません。

地下鉄やバスに便利な「天府通」カード

わりと長い期間でご滞在の場合は上記写真の「天府通」という交通カードを購入すれば便利でしょう、このカードあれば、バスだけでなく、地下鉄も、少々の運賃割引があります。

地下鉄の駅でこのような「天府通」交通カードの自動販売機があり、(最初の場合は50人民元でカードを購入する必要があります)カードの購入、チャージも同時にできます。
便利のかわりに「カード代」の払い戻しは少々面倒です。「天府通」カードの取り扱い専門窓口へ行かないと払い戻しはできないので要注意です。
アドバイスとして、短期間の観光、遊びなどでこられるなら、いつも細かいお札をホテルを出る前に少々用意しておけば問題解決ではないかと思います。

成都バスでの観光ルート

成都のバスはあくまでも「輸送」を中心とする運営方針で、ハトバスのように、バスで成都を回ろうというのは当分できません。ご希望の方はホテルなどでツアーがないか問い合わせをしてみてください。ホテルの主催するものあるかもしれません。
どこかへピンポイントで訪問しようとする場合は、出発前にホテルでアプリやパソコンによって行動路線を調べ、メモして外出します。
各バス停との間でうまく接続していない場合、500メートルは歩く可能性もあります。
また、バスは交通渋滞に巻き込まれる恐れがありますので、バスで外出するとなると、時間的な余裕が必要です。

まとめ

成都のバスシステムはとても便利でどこへも行けると言っても過言ではありません。
ただし、いまは「輸送」という概念に留まっており、市内観光や市内通勤快速バスのようなサービスがありません。また、車が日々増えてくる成都でよく交通渋滞に巻き込まれる場合もあり、各駅停車に渋滞が加わると、バスでの移動は、時間の余裕をもつということがコツです。
高速バスのBTRは速いのですが、乗り継ぎ(特に地下鉄駅との接続)の便利さが少々不足感があります。
それでは、また次回お会いしましょう。