オーストラリア・ブリスベンの現在の物価は? 2019年最新情報
【オーストラリア・ブリスベン在住者執筆】ブリスベンは近年最低賃金の改正が行われ、賃金の上昇に伴い物価も上昇気味です。オーストラリアのブランドなど日本で買うよりも安く手に入るものはありますが、基本的に日本より少し物価が高い印象です。今回は、旅行にかかる平均的な予算や、お得にお買い物ができるエリア、ブリスベンに来た際に人気のお土産の相場をご紹介します。ぜひ旅の予算の参考にしてくださいね。
ブリスベンに観光に来るとなると気になる事の1つに物価の問題があると思います。
国が違えば通貨も違うのでその分お金の感覚がいまいち掴めないですよね。そもそもオーストラリアは最低賃金が世界レベルで高く、今現在の法で定められた最低賃金は18.93$(1501.92円/2019年4月レート)となっています。また土日や祝日では1.25倍~2倍など時給の倍率が変わるので祝日に空いているレストランではサービス料が多くかかることもあります。
物価は生活する人たちの基準に合わせられるのでブリスベンは基本的には日本と同じくらいの物価ですが、外食をすると少し高く感じることもあります。
ブリスベンの現在の物価は?
ずばり言うと物価は上がっています。
特に飲食店の物価が上がってきており、これも人件費の関係が大きく影響していると思われます。代わりに服などは意外にリーズナブルなお店も多く、日本とそう変わらないか安く手に入ることもあります。ですがブリスベンは基本的に温暖なせいもあるのか生地の薄いものが多いので、クオリティを求めるなら日本で調達していくのが無難でしょう。
ただビーチグッズや雑貨などは日本で手に入れるよりも安く、お洒落なデザインのものが多いのでお勧めです。
ブリスベンの通貨
ブリスベンの通貨はAU$(オーストラリアドル)です。
2019年の4月現在のレートは1ドル約79円となっています。オーストラリアドルはここ最近右肩下がりなので、日本から旅行に来る際はお得です。
ブリスベンはカード支払いが主流なので基本的にはカードでのお会計をお勧めしますが、マーケットなどでは今でも現金のみの受付が多く、どうしても現金が必要な場合は現地での両替をお勧めします。日本円からオーストラリアドルへの両替は日本国内でするよりもオーストラリアの両替店でする方がレートが良い事で有名ですので覚えておきましょう。
旅費の目安
4泊5日の旅行でツアー代金12万円~15万円ほど。
東京発の直行便で航空券往復とブリスベンの3~4星のホテル込現地での交通費が5日分で10000円~12000円ほど。
※公共交通機関を使った場合。現地でGo cardという交通カードの購入をお勧めします。こちらを使用すると通常の30%の割引が適用されます。食事代で20000円~25000円ほど。
※3食レストランやカフェで食事をした場合
4泊5日の旅行で合計18万円~20万円ほどあれば充分かと思います。
(※お土産代金は含まれていません/大人1人あたりの料金です)
お得にお買い物ができるエリア
基本的にどこも同じ様な価格ですが、お土産に食品や飲み物を買う場合はスーパーマーケットへ行きましょう。
特に安いのがALDIですが物の種類が限られてくるので、オーストラリアブランドのスーパーマーケットのColesとWoolworthsをお勧めします。市内中心の店舗だとやってないこともあるのですが、この2つは1/2 priceという1週間毎に半額で商品を売る企画がなされているのでお菓子や飲み物は勿論、サプリや化粧品なども安く手に入る可能性があります。
サプリメントやベビーグッズ、オーガニック製品などは薬局で安く手に入ります。オーストラリアではプライスマッチと言い、他店で売られている価格のほうが安い場合、その値段に加え会社のポリシーで決められた分を引いた価格で提供してくれるサービスを実施しているお店があります。
店頭にプライスマッチ(price match)もしくはプライスビート(price beat)と表示されているお店は割り引いてくれる可能性があるので、ネットなどで調べて提示しましょう。他に安いお店を見つければさらに低価格で購入できます。(※対象はオーストラリア国内のお店に限り、限定されている場合もあるのでまずはプライスマッチが出来るか訊ねてみましょう)
お土産ショップは市内中心のメイン通りに数多くあり、ポストカードなどはここで手に入れましょう。何件か周って価格やデザインを見比べるのも楽しいと思います。(価格の違いは10~20¢ほどなのでほぼ変わりはありません)
他に、旅行日程に週末が被る場合は現地のマーケットにも足を運んでみてください。
マーケットではオーストラリアの雑貨だったり日本では手に入らない一点物が売られたりするので必見です!
人気のお土産や食事の料金相場
ブリスベンには色々なレストランがあり、特にエリアでガラッと変わるので滞在中はオセアニア料理だけではなくアジア料理やイタリアンなども試してみてはいかがでしょうか?
それぞれの国の人が経営しているところがほとんどですのでオーストラリアに居ながらも各国の本場の味が体験できるのもブリスベンの醍醐味です。
またフィッシュアンドチップスなどシーフード料理も美味しいので是非トライしてみて下さい。
お土産ではオーストラリア限定品や日本未上陸のもの、ジンジャービアなどが人気となっています。
※下記は平均の価格だと思って頂ければ幸いです。またコンビニなどで買う場合は更に高くなるので緊急を要さない限りはスーパーや専門ショップでお買い物することをお勧めします。
食料品
【飲料】
ビール 4~8ドル
オーストラリア産のものからクラフトビールの種類まで本当に沢山のものが売られているのでお酒好きな方は是非飲み比べてみて下さい。サイダー 4ドル~
リンゴや梨、花など様々なフレーバーがあり日本で言う酎ハイのようなものです。ワイン 5ドル~
オーストラリアはワインの生産地としても有名ですよね。価格もかなり安いものからありますので是非挑戦してみて下さい。
※お酒を買う際はID(パスポート)が必ず必要なので購入の際は提示して下さい。
- コーラ 600ml 3.5ドル/2L 2.9ドル
- リプトンティー 600ml 3ドル/1.5L 2ドル
- ミネラルウォーター 600ml 1.6ドル/1.5L 0.8ドル
- ジンジャービア 375ml 4つ入り 5ドル
- レモンライムビター 375ml 4つ入り 5ドル
- コンブチャ 700ml 6ドル
※オーストラリアではよくある話ですが飲み物は小さいボトルよりも大きいボトルのほうが価格が安い場合があるので邪魔でなければ大きいボトルを買うことをお勧めします。
【食品】
マカダミアナッツ 100g 5ドル~
実はオーストラリア原産の植物なのでお店でよく見かけます。栄養価も高いのでお土産に喜ばれると思います。ティーバッグ 10パック入り 2ドル
TWININGS-トワイニングスというものが有名で、オーストラリア限定フレーバーがありお土産にお勧めです。カンガルージャーキー 50g 10ドル~
※ジャーキーを日本に持ち帰る時は検査証明書がパッケージに表記されている必要があり、また未開封である事が条件です。オーストラリアで購入した場合「AUSTRALIA APPROVED」のマークが表記されているかどうか確認しましょう。
【お菓子】
リンツチョコ(Lindt Chocolate) 150g 6ドル
専門店もありますがスーパーでも気軽に購入できます。ティムタム 1パック 2.5ドル
ポテトチップス 1パック 3.8ドル
洋服や雑貨など
- サングラス 15ドル~
パジャマ 40ドル~
オーストラリアのブランド、ピーターアレキサンダー(Peteralexander)は日本未上陸なのでお土産にピッタリ!靴下 1足 3ドル
ルームシューズ 20ドル
Tシャツ 10ドル~
ビーチタオル 15ドル
タンブラー 22ドル
オーストラリアのティーショップ、T2のタンブラーはとってもお洒落で可愛いですよ。保温効果もしっかりしていてお出かけやちょっとした時に使えます!
外食をする時
ステーキ 25~40ドル
お店によって曜日で特別価格などを実施しており、10ドル(日本円で800円ほど)で食べられる所もあります。国産のステーキを使っているのでオーストラリアの味を味わえると思います。韓国料理 15~25ドル
中華料理 15~25ドル
フォー 10~15ドル
オーストラリアは多国籍国家なので、色々な国の料理が本場の味で味わえます。特にフォーなどは朝ごはんとしても人気で美味しいお店が多くあります。ラーメン 12~18ドル
カフェやスイーツ
- カフェ 18~25ドル
- タピオカミルクティー レギュラーサイズで6ドル
- ジェラート シングルで5ドル
- コーヒー 4ドル
- アイスチョコレート 6ドル
- ティー 6ドル
ファストフード(マクドナルド・KFCなど)
ハングリージャックス スモールバーガーセットで3ドル
大抵8ドル~10ドルのセットが多いです。ポテトや飲み物のサイズを変えると安くなります。マクドナルド スモールバーガーセットで3ドル
ハングリージャックスと同じ。KFC エクストリームバーガーコンボ 8ドル
スターバックス アイスグリーンティーラテ(トール) 5.5ドル
寿司 太巻き1本 3ドル
マーケットなどの屋台
- ハンバーガー 10~15ドル
- ケバブ 8ドル
- ベーグルサンド 8~10ドル
- パン 4ドル
- サラミ 1本あたり10ドル
【デザート】
- ドーナツ 6ドル
- ソフトクリーム 6~12ドル 上記のアイスクリームはスペシャルなので12ドルほどしましたが大体6ドルくらいからあります。
【飲み物】
- フレッシュフルーツジュース 5ドル
- スラッシー 6ドル フローズンドリンクなどは普通のドリンクよりも少しだけ高いです。
まとめ
ブリスベンの物価は多少高い程で日本とさほど変わらないので同じくらいの感覚で買い物や観光をしていただけると思います。
お洒落なカフェや美味しいレストランなども沢山あり、市内中心部からは大型ショッピングモール行きのバスも出ているのでモール内でのお買い物もお勧めです。日本とはまた違った雰囲気を味わいながら観光を楽しんでくださいね。
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以上ブリスベンの物価の紹介でした。