最新情報！ブラジルのコンセント・電圧事情〜変換プラグ、変圧器、充電できるスポットなどを解説！

【2024年最新情報】ブラジル旅行の前に必ず確認したい電源事情。ブラジルは日本とコンセント形状や電圧が異なるため、日本製品をそのまま使用することはできません。電圧が地域によって異なることも注意したいポイント。

この記事では用意すべき変換プラグや変圧器の必要有無、ブラジル現地で充電できるスポット、おすすめの便利アイテムまで徹底的に解説します！

ブラジルのコンセント、プラグ形状は？

ブラジルを旅する前に、コンセントの形状を確認しておきましょう。

日本のコンセントはAタイプ。使用している電化製品はそのままブラジルに持って行っても、ブラジルでコンセントに差し込むことができません。

ブラジルで使われているコンセントは、主に「Nタイプ」と「Cタイプ」。
これらはどのようなコンセントなのか詳しく説明します。

ブラジルのコンセントの形は現在は「Nタイプ」と「Cタイプ」が主流

現在ブラジルで使われているコンセントの形状は、主に「Nタイプ」と「Cタイプ」です。

2011年からブラジルでは、より安全性の高い3つ穴のNタイプを国の基準としており、その他の形状のコンセントを新設することを禁止しました。Nタイプはブラジルのみで使用されている形です。

古くからある建物はCタイプのコンセントが採用されていることが多く、比較的新しい建物がNタイプのコンセントになっています。

また、古い建物によってはAタイプが使えることもありますが、ほとんどがNタイプかCタイプと思ってください。

NタイプのコンセントでもCタイプのプラグは使える

Cタイプは2つ穴なので、CタイプのプラグがあればNタイプのコンセントに差し込むことが可能です。

反対に、Nタイプのプラグは3つ穴なのでCタイプのコンセントに差し込むことはできません。

そのため、どちらかひとつを持って行くならCタイプにしましょう。

可能であれば両方のプラグを準備するか、様々な形状に対応するマルチ変換プラグを持参す
るのが理想ですね。

変換プラグは日本での事前購入がおすすめ！

変換プラグは現地でも購入は可能ですが、あらかじめ日本で事前に購入しておくことをおすすめします。

簡易なものならダイソーなどの100円ショップでも購入可能。

家電量販店やAmazonや楽天などのネットショップで購入すると、値段も安くて豊富な種類から選ぶことができます。1000円前後で販売されています。

とはいえ、Nタイプは現在はブラジルだけで使用されている珍しい形なのであまり販売されていないことも。Cタイプを購入しておくといいですね。

海外用変換プラグの使い方

海外用変換プラグの使い方は非常に簡単です。

まずは持参したNタイプまたはCタイプの変換プラグをブラジルのコンセントに差し込みます。
しっかりと差し込まれていることが確認できたら、日本から持参した電化製品をその変換プラグに差し込むだけ。

接続を確認できたら電源を入れて使用しましょう。

ブラジルの電圧は地域によって違う！？変圧器は必要？

ブラジルは、地域によって電圧が違うので注意してください。使う電化製品によっては変圧器が必要になります。

地域による電圧の違いと、どのような場合に変圧器が必要かを説明しますね。

地域によって異なるブラジルの電圧

ブラジルは、地域によって電圧が異なります。

大きく分けて110Vのエリアと220Vのエリアがあります。

宿泊施設によっては、110Vと220Vが混在していることもあり、その場合はコンセントの近
くに電圧数が貼られているので確認しましょう。

ちなみに日本は100Vなので日本と同じ地域はありません。ブラジルのどこであっても日本より電圧が高いです。

したがって日本から持ち込む場合、電子機器によっては変圧器が必要です。

変圧器が必要か確認する方法は？

photo by atsu

手持ちの電化製品が、海外で使う場合に変圧器が必要かどうかを確認しましょう。
「定格入力」や「INPUT」という表示の部分に100-240Vと記載があれば全世界対応で海外で使用可能となります。

この表示が100Vという記載であれば日本の電圧100Vの所でしか利用ができません。

特に消費電力が高いヘアドライヤーやアイロン等は注意して確認しましょう。

スマホやパソコン、タブレット、カメラの充電に変圧器は不要

スマホやパソコン、タブレット、カメラなどのほとんどが全世界対応で作られているので変圧器は不要です。

シェーバーや電動歯ブラシ、携帯ゲームなども基本的には変圧器不要。
変換プラグさえあれば、そのまま差し込んで充電できるので便利ですね。

ただし、古い携帯電話やカメラなどは確認してください。

iPhoneやiPadなどのApple社製品やAndroidは全て全世界対応で変圧器は不要です。

ヘアドライヤー・ヘアアイロン・コテは全世界対応製品がおすすめ

ヘアドライヤーやヘアアイロンは注意が必要です。

これらの家電は消費電力が非常に高く、日本から持って行ったものをうっかり変圧器なしで使用してしまうと火災の恐れがあることを覚えておきましょう。

また、変圧器を使用したとしても必ずしも使えるという保証はありません。消費電力に合わせた電力容量がある変圧器を用意する必要があります。

できることなら全世界対応の物を持って行くことをおすすめします。

全世界対応でも、スイッチで電圧を変えるタイプもあります。ブラジルはエリアによって電圧が違うので、電圧スイッチの切り替えを忘れないようにしましょう！

ブラジルで電化製品を使うときの注意点

次にブラジルで電化製品を使う時の注意点を説明します。

停電に注意

ブラジルは電圧が不安定なことがあり、大都市であっても時々停電がおこります。

大雨や雷など、大気が不安定な時は要注意。急な停電で、突然部屋が真っ暗になることもあります。

高級ホテルなどは自家発電によって対応してくれることも多いので、急に停電になっても慌てず、復旧を待ちましょう。わかりやすい場所に懐中電灯を置いておくと安心ですね。

パソコンなどの精密機器は、突然の停電などで壊れてしまうこともあるのでバックアップは必須。天気の悪い時は充電をさけ、天気の良い日に充電しましょう。

電圧が不安定な可能性がある

地域によって電圧が異なるブラジルは、電圧が110V /220Vと決まっていても、不安定な可能性があります。

機器の故障が心配な場合は、全世界対応のアダプタを使っていても変圧器を利用することをおすすめします

変換プラグや変圧器を忘れてしまったら？

変換プラグや変圧器を忘れてしまったら、空港や家電量販店で購入することができます。

また、ホテルに貸出サービスがある場合もあるので聞いてみましょう。

ホテルの貸出は数に限りがあるので、チェックイン時に確認することをおすすめします。

ブラジルの街中で充電できる場所はある？

ブラジルの街中では、多くのカフェで充電が可能です。

また、ホテルのレストランやロビーなどの共用スペースにもコンセントが設置されていることが多いので訪れてみましょう。

空港にも無料の充電ステーションが設置されています。プラグはNタイプが多いのでプラグは必須です。USBで充電もできるので助かります。

ブラジル旅行にあると便利なおすすめアイテム

ブラジル旅行をするときに持って行くと便利なおすすめアイテムを紹介します。

マルチ変換プラグ（USB付き）

ブラジル旅行だけであればNタイプとCタイプのふたつの変換プラグがあればいいですが、色々な国を旅する場合は、全世界対応のマルチ変換プラグがあれば非常に便利です。

訪れる国にあわせて変換プラグを購入する必要もなくなり、うっかり間違えて違う変換プラグを持って行ってしまうという心配もありません。

USB付きのものであれば、USBから直接充電することも可能に。

マルチ変換プラグがあれば、1つコンセントで複数充電も可能になるので多くの電子機器を持って行く場合は重宝します。

マルチケーブル・ポート（ハブ）

マルチケーブルも、あれば非常に便利なアイテムです。

海外のホテルは、日本のように色々な場所にコンセントが複数あることは珍しく、ひとつしかない場合もあります。

ひとつのコンセントから複数の電子機器を充電しなければならないので、USB付きのマルチケーブルやポートがあると充電に困ることはないでしょう。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーもかなりお役立ちアイテムです。

旅行中は、慣れないなので土地で位置情報を確認したり、写真や動画などを撮影する機会が多くなり、スマホの充電は普段よりも速く減ってしまうかもしれません。

そんな時にはモバイルバッテリーがあれば安心ですね。
モバイルバッテリーも充電が必要になるので変換プラグが必要になることをお忘れなく。

また、機内持ち込みを考慮し、100Wh以下（約27,000mAh）に収まるバッテリーを選びましょう。

まとめ：電源事情を事前に把握してブラジル旅行を楽しもう！

ブラジルではコンセントはNタイプが主流！

ブラジルでは使われているコンセントが2種類あったり、電圧も地域によって違ったりと、コンセント事情が少しややこしく感じるかもしれませんね。

そんな時でもあらかじめ確認しておくことで、現地についてから困ることは少なくなります。

事前準備をしっかりして、ブラジルの旅を楽しいものにしてくださいね。