アムステルダムの旅行ガイド情報

オランダのコンセント事情を解説!プラグ形状や電圧、充電可能な場所をチェック

オランダのコンセントはヨーロッパでも多いC、SE(F)タイプの形状が使われています。
オランダ旅行に行く際はかならず変換プラグを用意して、日本のAタイプから変換できるようにしておきましょう。

今回は現地のコンセント事情や電源プラグのおすすめ購入方法、便利アイテムやQ&Aで疑問に答えていきます。
オランダ旅行を快適に過ごすためにも、事前準備をしっかりとしておくといいでしょう。

オランダについてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住の日本人ロコにサポートを依頼してみましょう!

オランダのコンセント形状はC/SE(F)タイプ!

オランダで使用されているコンセントの形状は日本の「Aタイプ」と異なる「Cタイプ」もしくは「SEタイプ」です。


日本の細長い差し込み口とは違い、丸い穴が2つ並んだ形をしています。

CタイプとSEタイプのプラグは一見そっくりですが、ピンの太さが異なります。
SEタイプの方が少し太いので、SEタイプのコンセントにCタイプのプラグを挿すことができます。


日本のAタイプのプラグと比べてみると、プラグの形も大きさもかなり違いがあります。


そのため、日本のプラグをオランダのコンセントに挿すことはできません!

日本の電化製品を使う時は変換プラグが必須


オランダで日本の電化製品を使うときは変換プラグが必要です。

日本の電化製品のプラグに海外用変換プラグを挿すとオランダのコンセントにも挿せるようになります。

オランダ旅行の際は必ずCタイプもしくはSEタイプの変換プラグを持参しましょう!

オランダの電圧は230V!日本の電化製品を使う際は電圧チェック必須


▲ヨーロッパ向けドライヤーの表示

オランダの電圧は230V(ボルト)、周波数は50Hzです。
日本の100Vより高いため、日本の電化製品をオランダで使用するには変圧器が必要です。

旅行前に必ず持参したい電化製品の電圧をチェックしておきましょう!

基本的に日本の電化製品は100V対応


日本で販売されている日本向けの電化製品は基本的に100V対応になっています。

電化製品の本体やタグ、製品の説明書などに記載されている電源や消費電力欄を確認しましょう。
「AC100V」と記載されている場合は、そのままオランダで使用することはできません。変換プラグに加えて、変圧器も必要になります。

海外旅行によく行く人は全世界対応のものを買うのが無難


スマホやタブレット、パソコン、任天堂スイッチなどの携帯ゲーム機、デジカメなどの充電器は、基本的に全世界対応になっているので、変圧器は不要です。

写真のように「100ー240V」となっていれば、変圧器なしの変換プラグのみでオランダだけでなく世界中で充電可能です。

ヘアドライヤー、ヘアアイロン、コテ、電動歯ブラシ、電動シェーバーも全世界対応の製品がたくさん販売されています。
ネットでも家電量販店でも購入できるので、海外に良く行かれる方はグローバル対応製品の購入がおすすめです。

電源プラグはどこで買うのがお得?購入場所を紹介

オランダ旅行の必需品の変換プラグ。どこで買えば良いのか迷ってしまいますよね。
おすすめの購入場所をご紹介します。

1番は日本国内の電化製品店もしくはオンラインショップがお得

「Cタイプ」「SEタイプ」の変換プラグを手に入れるには、日本国内の家電量販店やオンラインショップがおすすめです。

最安値は100円ショップですが、品揃えや製品の質などに心配な点も。

家電量販店で実物を見て買う、もしくは楽天やAmazonなどで口コミを見ての購入をおすすめします。

C型タイプ単体ならば一つ数百円程度で購入できます。

オランダ国内なら電化製品店のMediamarktで手に入る

日本国内で入手できなかった場合は、オランダ国内でももちろん購入可能です。

家電量販店のMediamarktなどでの購入をおすすめします。

日本のプラグのAタイプはアメリカと同じ形状なので、US対応で探してみるとわかりやすいと思います。

Mediamarkt店舗一覧(オランダ国内55店舗)

緊急の場合は出国前の日本の空港か、到着後のオランダの空港で買おう

旅行範囲の近くに家電量販店がない場合や、到着後すぐに使用したい場合は、日本やオランダの空港で手に入れましょう。

空港での購入は割高になりますが、現地での時間を無駄にしたくない方は空港で買ってしまうのもありです!

これがあると便利!電化製品の使用や充電の際に使えるアイテム

海外旅行中の電化製品の使用や充電に便利なアイテムをご紹介します!

電源タップ


ホテルのコンセントの位置が使いにくい場所にあったり、充電したい機器が複数ある場合は電源タップが便利です。
とくにUSB付きのものは汎用性が高く重宝します。

電源タップを使用するときは、同時に使用する機器の消費電力の合計が電源タップの容量を超えないように注意しましょう。

モバイルバッテリー


オランダ滞在中、たくさん写真や動画を撮ったり、マップアプリを使用したりしていると、あっという間にスマホの充電がなくなってしまいます。

そんなときにモバイルバッテリーをカバンに忍ばせておくと安心です。

気をつけたい点は、モバイルバッテリーは飛行機に乗る際に預け荷物に入れることはできません。
必ず機内に持ち込むようにしてください。
また、バッテリー容量が160Whを超えるものは、機内持ち込みも預け荷物に入れることも不可です。

マルチUSBケーブル

充電したい機器がたくさんある方はマルチUSBケーブルがあるととても便利!

それぞれのケーブルを持参するのは嵩張るし、コンセントもその数だけ必要になってしまいます。
海外旅行の荷物をできるだけコンパクトにしたい方にもおすすめです。

マルチ変換プラグ


▲各プラグ形状に変形して使えるマルチプラグ


▲USB付きのマルチプラグ

海外旅行や出張に複数回行かれる予定のある方は、各プラグをそれぞれ買うよりも、マルチ変換プラグの購入をおすすめします。

一度買っておけば、世界中で使用でき、滞在先のホテルなどがその国のメインで使用されているコンセントと違っていた場合でも安心です。

オランダのコンセントに関するQ&A

気になるオランダのコンセントに関する疑問を解決します!

ホテルなど滞在先以外で充電できる場所はありますか?

オランダでは、バスや電車内、カフェ、図書館などで利用可能なコンセントやUSB電源がある場合も!
長距離移動をする場合、Thalys(タリス)などの高速列車にも電源が付いている座席があります。

旅行での滞在の場合は、防犯面からも充電はホテルで行うか、自身のモバイルバッテリーの使用が基本的にはおすすめです。

外出中に充電したい場合や、パソコン作業などをしたい場合はLaptop friendlyのカフェを利用してみましょう!

【アムステルダムの電源が利用できるおすすめカフェ】

  • Kanarie Club

    • Wi-Fi、ワーキングスペースあり。食事やお酒も提供。朝から夜中まで営業。
    • 住所:Bellamyplein 51, 1053 AT Amsterdam
    • ホームページ:https://kanarieclub.nl/
  • VolksHotelのカフェ

    • Wi-Fi、ワーキングスペースあり。軽食あり。7:30から深夜まで営業。
    • 住所:Wibautstraat 150, 1091 GR, Amsterdam
    • ホームページ:https://www.volkshotel.nl/werkplaats/
  • Coffeecompany

CタイプかSE(F)タイプのどちらを購入した方がいいですか?

オランダ以外の多くのヨーロッパ諸国でも使用でき、日本でも購入しやすいCタイプをおすすめします。

前述の通り、SEタイプのコンセントにもCタイプのプラグを挿せるのでCタイプが安心です。
筆者はオランダでCタイプが使えなかったことはありません。

CタイプとSEタイプがセットになった商品もあるので心配な方はこちらを購入してみてください!

まとめ:オランダのC型コンセントはヨーロッパ諸国でも使えるので、海外旅行へ行くならひとつは持っておこう

  • オランダのコンセントはCタイプもしくはSEタイプ
  • 変換プラグの購入はCタイプがおすすめ!
  • 日本の電圧は100Vでオランダの電圧は230V
  • スマホ、パソコンの充電には変圧器は不要
  • 変圧器が必要なドライヤーやヘアアイロンは全世界対応の物を持っていく
  • オランダにはコンセントが自由に使えるカフェもある

Cタイプの変換プラグはヨーロッパの多くの国や韓国、タイなど、使える国がたくさんあるので、一つ準備しておくと便利です!

オランダ旅行の際は必ず荷物に変換プラグを加えてくださいね!

オランダについてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住の日本人ロコにサポートを依頼してみましょう!