100円・1000円・10000円で、オーストラリアで出来ることを教えてください！

　オーストラリアは、5年ぐらい前から急激に物価があがり、私も一時ベトナムへ移民しようかと真剣に考えたこともあります。　

　ただ、オーストラリア内でも、日本の21倍の面積があるため。地域によって大きく違います。日本でも東京と宮崎県が違うように、私の住んでいるパース（西）とシドニー（東）とでは、人口も違いますし、物価も必然的に違いがあります。

　パースのある西オーストラリアでも、日本の7倍の面積があり、中心街と地方でも違います。同じ物でも　ショッピングセンターでも違います、メーカー小売価格はあくまでも基準であって微妙に変えているところも多いのです。

　ただ、日本から来ると、1年前AUS$1=100円前後だったのですが、今は、85円前後で、おそらく来年は70円から60円に下がると予想されています。

　それは中国の経済の影響で、シドニーオリンピック前後から中国からの過剰な投資が始まり、15年近く、オーストラリアはバブルに沸いていたようです。そのため地価は3倍以上になり、物価を押し上げてしまったのです。

　ホテルも昔は、＄70前後で泊まれたのですが、今は＄100以上出さないといけなくなっています。
食事も、昔は、＄7も出せば平均的なランチでしたが、今は、＄15が平均になっています。

　どこにどのように滞在するか？で大きく金額が違うと思います。

　オーストラリアでの旅行に慣れ方は、キッチン付きの宿に滞在し、スーパーでものを買って自炊します。　スーパーの値段が安く、　レストランは高いのです。　それは、人件費が高いため、人の手間がかかると高くなるのです。　消費税は10％ですが、食べ物にはかからないので、スーパーの野菜や原材料は安くなっています。

　車のガソリンも　場所や曜日によって値段が違います、　月曜日に入れると＄1前後（約86円）それが過ぎると、＄１３０（約111）になります。

　タクシーも私たちは使わず、UBER【ウーバー】を使います。結構便利で、夜町に飲みに行って帰りはこれが一番。

　レストランでお腹いっぱい食べて飲んでしたら、やはり、＄５０（4300円）前後はかかるでしょう？ただこれはパース市内であって、シドニーやメルボルン、ブリスベンなどは違います。　
　日本食は、パースよりも　シドニーやメルボルンの方が安いでしょう、西に比べて東の方が日本人が多いため、需要も高く、日本食は安くなっています。

　西は、日本人を見ることは少ないのですが、東は逆に日本人を見ないことがないほど日本人があふれています。　シドニーなど日本からの1日11便も出ていますが、パースは、直行便がないのです。
　パースは、今度、ロンドンからの直行便が開設させるようで、完全にヨーロッパの玄関口で、シドニーは
アジアが中心で、街にはヨーロッパ人よりアジア人の方が多いのです。

　パースは陸の孤島と言われるほど、1万キロ以上飛ばないと都市がなく、一番違いのはバリ島で、シドニーなど4,000KM以上離れていて、時差も2時間（サマータイムには3時間）あり、東と西では、国が違うのです。　パースは、陸の孤島だから、他に文化に影響されず独自の文化を保ち成長してきた街なのです。　鉱山資源が豊富でオーストラリア経済の１／３を稼いでいるのですが、人口が１／10しかなく、豊かな自然が保たれています。　

　ただ、物価は高いです。その分人件費も高く守られています。最低賃金は、時給＄２１前後で、土日働くと、1.5倍から2倍になり、クリスマスなど、3倍近くなるので、働く側からすれば有利で、　1週間20時間ほど働けば、充分暮らせます。

　我が家には、子供が3人いますが、塾に行かなくても大学まで行け、長男など大学を卒業し働き始めて、2年目なのですが、すでに年収56,000（約480万円）で、土日完全に休みで、年4週間の有給休暇が取れます。取らないとお金で支給されます。　

　何か質問があればご連絡ください。　
　

2016年12月22日 15時4分