バルセロナのデモの影響について

昨日独立派リーダー9名への判決が出て、その判決内容が大袈裟なくらい重いものだったので、カタルーニャ州(に限らず他の州でも)人々がデモに参加しています。民主主義の国で正当なルートを通してなった政治家を拘束、有罪という正に思想犯扱いそのものです。そう言うのはあってはいけない、と僕も時間が有れば参加を考えてるくらいです。

その結果、昨日は空港や高速鉄道発着の主要駅の機能がほとんど麻痺し市街地の主要通りはかなり大規模なデモ行進によってほぼ全て遮断されていました。なお、封鎖を実施してるのは市警察で、歩行者安全の対応です。

この状態が今週一杯は続くでしょうし、メトロや近郊線と言った数少ない残されたバルセロナのアクセスルートは大々混雑との事です。残念かもしれませんが、予定通りに行動できないのが普通くらいの心得で居た方がストレスが溜まらなくて良いと思います。

なお、独立運動は平和原則ですので、国家警察や憲兵が2年前の州民投票時にしたような実力行使でも無い限り近づくのすら危険と言うのは無いのでご安心ください。

2019年10月15日 18時2分