andy9696さん

ドイツの犬との生活、文化について知りたい

  • 日本人ガイド

andy9696さん

動物愛護先進国であるドイツの人と犬との生活、文化について詳しく知りたいので、それに関わる施設や個人宅の案内が出来る方を探しております。
施設とはティアハイムや犬の学校。また犬との生活の様子が見られるところ。例えば公共の交通機関に犬同伴で乗っている様子。犬同伴できるレストランや公共施設。犬と生活をしている個人宅の様子などを直接、自分自身の目で確かめたいと思っております。
申し遅れましたが私は東京で犬に関わるサービスを仕事として11年やっており、5店舗経営しております。
私は日本は動物愛護後進国であると痛感しており、ドイツのような動物愛護先進国に学び、我が国も動物愛護先進国となれるよう事業活動を通じて一翼を担いたいと考えております。

2019年2月23日 22時18分

キャスパーさんの回答

デュッセルドルフ在住のロコ、キャスパーさん

andy9696さん、

私は、ドイツで写真の愛犬と共に生活しています。
物心ついたころから、犬が側にいるのが当たり前でドイツ生活の初年度以外は常に一緒です。
ドイツでは、ペットショップで販売されていませんので、ブリーダーさんからかティアハウスなどからもらい受ける(購入する)のが普通です。

私は、ドイツのミニチュアシュナウザーのオフィシャルのケンネルクラブのWebからいまの愛犬と出会いました。各種類のケンネルクラブが主催するインターネットサイトがあり、子犬情報を検索すると、現状どこのブリーダーさんに雄雌何匹、血統などの情報を得られ、直接ブリーダーさんとコンタクトして伺い、実際に見て納得するまで何度も見て購入する事が出来ます。

普段の生活では、スーパーなど食品を扱うお店や、ほんの一部のレストラン、ホテル、公共機関では拒否されますが、まず稀なケースで、電車、バスなどを含めほとんどどこも同伴可能ですので日本の様なストレスはありません。
また人間だと住民税が掛かりますが、犬も住民税(犬税)の支払い義務を飼い主に問われます。
その証明として鑑札が毎年度送られてきて首輪に装着しておかないとペナルティとなります。
また、認識の為に犬の首に必ずチップを埋め込まれるのと犬のパスポートが支給されます。

例えば、ドイツ以外に愛犬を連れていくためには、犬用パスポートを持参していないと保険料を要求されますし、例えば、イギリス入国時には国境でパスポートとチップを確認され、不備があれば入国拒否され、人間と同じ審査です。

また、大型犬を飼う場合は保険加入を義務付けられそれを役所に申告し許可を得る義務があり、
怠ると反則金を取られます。また、ブルドッグやドーベルマン等の闘犬の飼育は別途申告義務が生じます。

ドイツに来てすぐのころは、何もシステムも分からずベルギーシェパード犬を飼い、この子のお陰で色々学びました。最後はガンが全身に回って手の施しようが無くなり、動物病院で即時安楽死を勧められたことが印象的、日本人の感性との違いを感じたのは今も忘れません。

殆どのドイツ人は犬にはすごくフレンドリーですが、ドイツでも移民系、特にイスラム圏の人たちは犬を怖がります。

私で何かお手伝い出来ることがありましたらお気軽にどうぞ!

Casper

PS,ドイツ人が飼っている犬は、触ると臭い子が多いですよ、あんまり洗わないというか、
  飼い主自身が毎日風呂に入る習慣がないので。

2019年2月24日 8時33分

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